どこでも晴れたらワン歩

城原神社（きばるじんじゃ）へ参拝をしたら、ウォーキングコースになっている旧国道をさらに先へと進みます。


城原神社の前には商店か旅館のような古くて立派な建物が旧国道沿いに建っています。人は住んでいないようですが、かなり立派な建物でかつてこの辺りが賑わっていた頃を連想させる建物ですね。




旧国道は城原神社を過ぎると山の中へと入る狭い道と二手に分かれていて、狭い道沿いには醸造所のレンガ造りの煙突が見えます。この煙突は上の画像の建物と同じ敷地にあるようだったので、もしかしたら上の建物では味噌かお酒を販売していたのかも知れませんね？




ここには 「殉空之碑」 と書かれた看板も立っています。この狭い道は田んぼの間を走る農道のような道ですが、数ｋｍほど先には日本軍戦闘機の体当り攻撃を受けて米軍のB29爆撃機が墜落した場所があって、地元の有志などによって慰霊碑が建てられています。




今回は右側の殉空之碑がある狭い道へは進まずに、左側のウォーキングコースになっている旧国道をもう少し先へと進みます。




城原神社から殉空之碑の案内板を過ぎるとすぐに、廃屋となった食堂が見えてきます。ここは城原神社のすぐ近くなので、かつては参拝客や集落の人たちが食事に訪れて繁盛しているお店だったんでしょうね。




さらに先へ進むと美容室が見えてきました。ここもすでに営業はしていないようでしたが、いかにも昭和時代の美容院って感じですね。




旧道沿いには廃業したガソリンスタンドもありました。この近くの国道442号線沿いにもガソリンスタンドがあるので、交通量の多い場所へ移転したのかも知れませんね？




昔は地方に行ったらよく見かけていた家屋の塀に掲げられた看板もここにはありました。年配の人には懐かしい田舎の光景ですね。




昔懐かしい昭和の佇まいを残す通り抜けると、ウォーキングコースは一旦国道442号線へと出ますが、゛かじや ゛ と書かれたバス停までやって来ると、ウォーキングコースは国道を外れて山へ向かって登り坂になります。ここまで案内図では全行程の7割ほど来ているようでしたが、この先は道がいくつも分かれていたので今回はここから引き返すことにします。


 
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