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「道の駅 あいお」を出発したら、県道338号を宇部市方面へ向かって走りました。


県道338号を走っていると道路上にはいくつもの標識が見えてきますが、どの標識にもこの様に「周防(すおう)大橋」と書かれていました。初めて聞く名前の橋ですが、この辺りでは有名な橋なんでしょうね?




しばらくすると「周防大橋」が見えてきましたが、橋の中央付近には吊り橋の支柱が見えるのに、橋桁を支える斜めに張られたワイヤーが全く見えない不思議な構造の橋でした。




橋を渡り始めるとようやく斜めに張られたワイヤー部分が見えてきました。周防大橋は全長1080m、支柱の高さ71mの橋ですが、支柱の前後の180mのみが吊り橋で、それ以外の前後合わせて900mの部分は普通の構造の橋だそうです。




周防大橋を渡ったら、Uターンするように県道338号と並行する県道212号(山口阿知須 宇部線)を走りました。ここからは周防大橋が真横に見えましたが、中央部の支柱の辺りだけ橋脚の間隔が広くて、その前後にはズラリと橋脚が並び立っている何とも不思議な形の橋ですね。




県道212号を4kmほど走ると、県道と並行するように走る狭い道路沿いに小さな公園らしきものが見えてきました。




ここが次の目的地の「大浦(おおら)古墳群公園」です。県道212号は高規格道路なので、ここへは直接は行けないので、公園を通り過ぎた先で県道を降りてUターンして、公園の前を走る狭い道へと入りました。




「大浦古墳群公園」の説明板です。これによるとこの辺りの浦部、大浦、梅ヶ崎の3地区には33基の古墳があって、県道建設に伴ってその内の6基がここに移築されたそうです。




公園の駐車場に車を停めたらさっそく古墳の見学です。九州にも古墳はたくさんあって、これまでにも色んな古墳を見学していますが、いずれも巨大な前方後円墳や円墳だったのに対して、ここに移築されている古墳はどれも小規模な円墳でした。




そしてほとんど古墳は上部の盛り土が無くて石室が丸見えの状態でした。説明板によるとこれらの古墳は、調査時にはすでに天井部分の石が無くなっていたそうですから、かなり昔に盗掘に遭ったんでしょうね。




これらの古墳のなかには墳丘に登れるものもありましたが、円墳の真上から石室内が見える古墳って九州ではあまりありませんよね。




大浦古墳群公園の中央部には一基だけ少し大きめで、造成当時の姿に復元された古墳がありました。この古墳は「大浦4号墳」というそうです。




この古墳は入口が柵で塞がれていて石室内へは入れませんでしたが、柵の間から内部の撮影はできました。
「大浦古墳群公園」は全く知らないところで、当初の計画にも入ってませんでしたが、直前に寄った道の駅の店員さんから教えてもらって訪れたところです。知らないところに出かけた時には、この様な現地での新発見があると嬉しくなりますよね。



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