私が乗っている車はトヨタ・ノアのハイブリッド車ですが、100V電源が使えて何かと便利がいいので、今回はその機能について紹介します。
ノアの取説です。トヨタのハイブリッド車は一部の車種については、かなり前から100Vコンセントが付いていて、パワースイッチを入れて走行可能状態にすると100V電源が使えましたが、最近では熊本地震や東日本大震災などの影響もあって、災害時を想定して車の走行機能は停止して、バッテリーの容量低下時のみ発電用にエンジンが起動する「非常時給電システム」が標準及びオプションで装備されています。
100Vコンセントは車内の二か所にあって、「C」のコンソールボックスの後部と、「D」の3列目シートの左後ろにあります。
こちらはコンソールボックスの後ろにある100Vコンセントです。
そしてこちらは3列目シートの左後ろにある100Vコンセントです。
後部にあるコンセントをアップで撮影するとこんな感じで、コンセントの蓋にはAC100V 1500W と書かれていて、1500Wまでの電化製品など外部機器を使用することができます。そしてコンセントの左側にはアース端子も付いています。アースがとれると感電の心配もなくて、雨の降る屋外駐車の時などでも安心して電化製品を使うことができますね。
コンセントの蓋を開けた状態です。出荷時の周波数は東日本基準の50Hzと書かれていますが、今は周波数の影響を受ける電化製品はほとんどないので、あまり気にする必要はありませんが、私の車は大分県(西日本基準)の60Hzに切換えています。
今回はできるだけ消費電力の大きな電化製品で使い勝手を試してみるつもりで、最初は電子レンジで徐々に1500wまで出力を上げていく予定でしたが、電子レンジは重た過ぎて腰を痛めそうだったので(笑) 持ち運びやすいオーブントースターを使いました。
このオーブントースターは上下にある2本のヒーターを使った時(両面焼き)の消費電力は1000Wです。最大消費電力の1500Wには少し足りませんが、通常は1500Wを目いっぱい使うことはまずありませんからね。
そして実際に機能通りの出力で調理に使えるのかを確認するために食パンを一枚焼いてみました。
非常時給電システムを起動するには、まずはブレーキペダルを踏まずにパワースイッチを一回押します。
そしてすぐにハンドルの右下にあるAC100Vスイッチを三回連続で押すと非常時給電システムが起動します。ちなみに通常時に100V電源を使いたい場合は、ブレーキペダルを踏んでパワースイッチを押して、運転モードになってからAC100Vスイッチを一回押します。
非常時給電システムが起動するとパネルにはこの様な表示が出ます。通常の運転モードでもAC100V電源は利用できますが、この場合は車を動かせるので盗難の心配がありますが、非常時給電システムでは運転機能はすべて停止していて車を動かせず、エンジンはバッテリーの充電時のみ起動するので、まさに車全体が1500W出力の発電機って感じですね。
ナビ画面をエネルギーフローに切り替えるとこの様な表示も出ます。この時はバッテリーの充電量が3目盛りと少なかったので、すぐにエンジンが始動してバッテリーへの充電が開始されました。
そしてバッテリーの充電目盛りが半分の4になるとエンジンは自動で停止しました。
バッテリーへの充電が終わってエンジンが停止してからオーブントースターのスイッチを入れると、トースターの上下のヒーターはすぐに1000Wの状態で赤々と燃え始めました。
この時はオーブントースターのタイマーを4分にセットしましたが、タイマーが切れて取り出した食パンは食べ頃に程よく焼けていました。そしてトースターの作動中はバッテリーからの給電で賄えたので、エンジンは全く起動しませんでした。
ノアに搭載のハイブリットバッテリーはガソリンタンクが満タンの状態で、消費電力400wの電化製品をおよそ4日間連続使用できるそうなので、災害時などには強い味方になりそうですね。
今はアイドルストップが推奨されているので、道の駅などでエンジンをかけての車中泊はできませんが、家にある家電製品をそのまま持ち込めるし、この状態で車載エアコンも使えるので、災害時以外でも周囲に人家の無いところなど、場所を選べば車中泊にも活用できそうですね。
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ノアの取説です。トヨタのハイブリッド車は一部の車種については、かなり前から100Vコンセントが付いていて、パワースイッチを入れて走行可能状態にすると100V電源が使えましたが、最近では熊本地震や東日本大震災などの影響もあって、災害時を想定して車の走行機能は停止して、バッテリーの容量低下時のみ発電用にエンジンが起動する「非常時給電システム」が標準及びオプションで装備されています。
100Vコンセントは車内の二か所にあって、「C」のコンソールボックスの後部と、「D」の3列目シートの左後ろにあります。
こちらはコンソールボックスの後ろにある100Vコンセントです。
そしてこちらは3列目シートの左後ろにある100Vコンセントです。
後部にあるコンセントをアップで撮影するとこんな感じで、コンセントの蓋にはAC100V 1500W と書かれていて、1500Wまでの電化製品など外部機器を使用することができます。そしてコンセントの左側にはアース端子も付いています。アースがとれると感電の心配もなくて、雨の降る屋外駐車の時などでも安心して電化製品を使うことができますね。
コンセントの蓋を開けた状態です。出荷時の周波数は東日本基準の50Hzと書かれていますが、今は周波数の影響を受ける電化製品はほとんどないので、あまり気にする必要はありませんが、私の車は大分県(西日本基準)の60Hzに切換えています。
今回はできるだけ消費電力の大きな電化製品で使い勝手を試してみるつもりで、最初は電子レンジで徐々に1500wまで出力を上げていく予定でしたが、電子レンジは重た過ぎて腰を痛めそうだったので(笑) 持ち運びやすいオーブントースターを使いました。
このオーブントースターは上下にある2本のヒーターを使った時(両面焼き)の消費電力は1000Wです。最大消費電力の1500Wには少し足りませんが、通常は1500Wを目いっぱい使うことはまずありませんからね。
そして実際に機能通りの出力で調理に使えるのかを確認するために食パンを一枚焼いてみました。
非常時給電システムを起動するには、まずはブレーキペダルを踏まずにパワースイッチを一回押します。
そしてすぐにハンドルの右下にあるAC100Vスイッチを三回連続で押すと非常時給電システムが起動します。ちなみに通常時に100V電源を使いたい場合は、ブレーキペダルを踏んでパワースイッチを押して、運転モードになってからAC100Vスイッチを一回押します。
非常時給電システムが起動するとパネルにはこの様な表示が出ます。通常の運転モードでもAC100V電源は利用できますが、この場合は車を動かせるので盗難の心配がありますが、非常時給電システムでは運転機能はすべて停止していて車を動かせず、エンジンはバッテリーの充電時のみ起動するので、まさに車全体が1500W出力の発電機って感じですね。
ナビ画面をエネルギーフローに切り替えるとこの様な表示も出ます。この時はバッテリーの充電量が3目盛りと少なかったので、すぐにエンジンが始動してバッテリーへの充電が開始されました。
そしてバッテリーの充電目盛りが半分の4になるとエンジンは自動で停止しました。
バッテリーへの充電が終わってエンジンが停止してからオーブントースターのスイッチを入れると、トースターの上下のヒーターはすぐに1000Wの状態で赤々と燃え始めました。
この時はオーブントースターのタイマーを4分にセットしましたが、タイマーが切れて取り出した食パンは食べ頃に程よく焼けていました。そしてトースターの作動中はバッテリーからの給電で賄えたので、エンジンは全く起動しませんでした。
ノアに搭載のハイブリットバッテリーはガソリンタンクが満タンの状態で、消費電力400wの電化製品をおよそ4日間連続使用できるそうなので、災害時などには強い味方になりそうですね。
今はアイドルストップが推奨されているので、道の駅などでエンジンをかけての車中泊はできませんが、家にある家電製品をそのまま持ち込めるし、この状態で車載エアコンも使えるので、災害時以外でも周囲に人家の無いところなど、場所を選べば車中泊にも活用できそうですね。
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