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道の駅「萩往還」を出発したら萩市街地へと向かいました。


道の駅「萩往還」から県道32号を数kmほど走ると萩市街地へ入って、この様な標識が見えてきました。「大照院(だいしょういん)」は毛利家偶数代藩主の菩提寺で、国指定重要文化財の楼門などが有名なお寺ですが、今回はここはパスしてこれから向かうのは「萩城跡」です。




市街地をしばらく走って車を停めたのは指月公園(しづきこうえん)の無料駐車場です。萩城は指月山(しづきやま)の山麓に築かれたお城で、現在は城跡を含む山全体が指月公園として整備されています。看板の後ろには「自電話」と書かれた電話ボックスがありましたが、これって何なんでしょうね?(笑)




この駐車場は正式には「萩市指月第一駐車場」といって50台ほどの普通車が停められますが、全国的に有名な観光地で、これだけ広い無料駐車場があるのはマイカーで訪れる観光客にはありがたいですね。




駐車場の道路を挟んだ向かい側には、横にとても長い倉庫のような建物がありました。




この建物は「旧厚狭毛利家 萩屋敷長屋」という国指定重要文化財で、100円の入館料で見学もできますが、この時はまだ時間が早かったので門は固く閉ざされていました。ちなみに無料駐車場は私のカーナビでは検索できなかったので、ここを目的地に設定しました。




駐車場に車を停めたらさっそく萩城跡(指月公園)へと向かいました。駐車場からは南門の石垣の間を通りますが、すぐにこの様な銅像が見えてきました。この武将は萩城を築城した毛利輝元です。毛利輝元は長州藩(萩藩)の藩祖ですが、関ヶ原の戦いでは西軍の総大将だったので、敗戦後には隠居したので初代藩主じゃないんですよね。




城内までは300mほどの距離ですが、途中にはレンガ造りの四角い煙突が特徴的な萩焼の窯元がいくつもありました。




萩焼の窯元が立ち並ぶ中を抜けたら「萩城跡(指月公園)」に到着です。




お堀を渡ったところには受付のような小さな建物があって、その横には入園料220円と書かれていましたが、まだ時間が早くて受付も閉まっていて係の人もいなかったのでそのまま入ることができました。




公園内(城内)はとても広くて、たくさんの樹木が植えられていてまさに公園そのものって感じでした。




そして公園の中央付近には大きな鳥居が建っていて、扁額には「志都岐山神社(しづきやまじんじゃ)」と刻まれていました。




大きな鳥居を潜った先には一対の狛犬が建っていて、その奥の樹木が繁った中に拝殿、本殿があるようでした。志都岐山神社は毛利元就、隆元、輝元、敬親、元徳の五神を御祭神として、初代から12代までの萩藩主が祀られているそうです。




狛犬は台座を含めると4~5mはありそうなとても大きなもので、よく見ると四方の角には人(天邪鬼?)が彫られていて、頭と肩で力いっぱいに支えているようなユニークな造りになっていました。




志都岐山神社の参拝を済ませたら天守閣跡へと向かいました。萩城の天守台の石垣はあまり高くないので、画像に写っている十数段の石段を登った先に、さらに十数段の石段があるだけなんですよね。




ここが萩城天守閣跡です。天守閣の礎石は残っていましたが、中央付近にベンチが置かれているだけで、それ以外には何もありませんでした。




天守閣跡から眺めた景色です。画像にはお堀に架かる橋のようなものが見えていて、ここから城内(公園内)へ入りました。




少し離れた位置から眺めた天守閣跡の石垣です。これまでにいくつも見てきた城址に比べて石垣の高さも低いですが、位置的にも隅櫓が建つようなところって感じがしますね。




公園内には萩城の案内板があって、これには明治時代になって破却される以前の天守閣の写真も載っていました。これを見るとここには五層五階の立派な天守閣があったようです。そして指月山の山頂には詰丸と呼ばれる本格的な城郭もあったそうなので、指月山全体が防御の役割を持っていたようですね。



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