二王座歴史の道を散策したら、国宝 臼杵石仏(磨崖仏)へと向かいます。
臼杵石仏に到着したら拝観料550円を払って磨崖仏を見学しますが、ここには国宝の磨崖仏が附指定(つけたりしてい) といわれるものを含めると61体もあるので、今回は2回に分けて紹介します。
駐車場に車を停めたら、お土産屋さんが並ぶ道の前を通って石仏参道へと向かいます。臼杵石仏とはここにある磨崖仏群の総称で 『 ホキ石仏第一群 』、『 ホキ石仏第二群 』、『 山王山石仏 』、『 古園石仏 』と4つの石仏群に分かれています。まず最初に見えてくるのは 『 ホキ石仏第二群 』です。
ホキ石仏第二群には龕(がん)と呼ばれる磨崖仏を安置する岩の窪みが2つあって、この画像は第一龕の阿弥陀三尊像です。
第一龕中央の阿弥陀仏はふくよかで優しい顔をしていて、次の記事で載せる古園石仏の大日如来像とよく似たお顔をしていました。そして右にある磨崖仏は千年近くも風雨に晒されたとは思えないほど輪郭もしっかりしていて、まるで木彫りの仏像のようですね。
ホキ石仏第二群の拝観をしたら、ホキ石仏第一群へと向かいます。
ホキ石仏第一群は4龕に分かれていて、画像は第2龕の如来三尊像です。
ここは4つある石仏群のなかで最も磨崖仏が多くて、平安時代から鎌倉時代にかけての20数体の磨崖仏が彫られています。
第2龕の如来像のアップです。臼杵石仏は風化によって表情が判明しないものも多くありますが、この磨崖仏は彩色もしっかりと残っていて、生き生きとした優しい表情をしていますね。
画像の左側に3体見えている磨崖仏はホキ石仏第一群第3龕の磨崖仏の一部です。そして右側は中央に彫られた地蔵菩薩を囲むようにして、地獄の審判を行う十王像が彫られた第4龕です。
順路に従ってホキ石仏第一群の先に進むと、国指定重要文化財の 『 石造五輪塔 』 の看板が見えてくるので、石仏参道から逸れて右の階段を登って行きます。ここは最初は階段ですが、すぐに急勾配のコンクリートの道になります。
これが国指定重要文化財の石造五輪塔です。大きなほうは1170年、小さいほうは1172年に造られたもので、日本でも最も古い五輪塔のひとつといわれています。お寺などで見られる五輪塔と比べてもかなりずんぐりとしていますね。
石仏参道へと戻ったら、次は 『 山王山石仏 』 と 臼杵石仏を代表する磨崖仏の大日如来座像がある 『 古園石仏 』 の拝観をします。
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臼杵石仏に到着したら拝観料550円を払って磨崖仏を見学しますが、ここには国宝の磨崖仏が附指定(つけたりしてい) といわれるものを含めると61体もあるので、今回は2回に分けて紹介します。
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ホキ石仏第二群には龕(がん)と呼ばれる磨崖仏を安置する岩の窪みが2つあって、この画像は第一龕の阿弥陀三尊像です。
第一龕中央の阿弥陀仏はふくよかで優しい顔をしていて、次の記事で載せる古園石仏の大日如来像とよく似たお顔をしていました。そして右にある磨崖仏は千年近くも風雨に晒されたとは思えないほど輪郭もしっかりしていて、まるで木彫りの仏像のようですね。
ホキ石仏第二群の拝観をしたら、ホキ石仏第一群へと向かいます。
ホキ石仏第一群は4龕に分かれていて、画像は第2龕の如来三尊像です。
ここは4つある石仏群のなかで最も磨崖仏が多くて、平安時代から鎌倉時代にかけての20数体の磨崖仏が彫られています。
第2龕の如来像のアップです。臼杵石仏は風化によって表情が判明しないものも多くありますが、この磨崖仏は彩色もしっかりと残っていて、生き生きとした優しい表情をしていますね。
画像の左側に3体見えている磨崖仏はホキ石仏第一群第3龕の磨崖仏の一部です。そして右側は中央に彫られた地蔵菩薩を囲むようにして、地獄の審判を行う十王像が彫られた第4龕です。
順路に従ってホキ石仏第一群の先に進むと、国指定重要文化財の 『 石造五輪塔 』 の看板が見えてくるので、石仏参道から逸れて右の階段を登って行きます。ここは最初は階段ですが、すぐに急勾配のコンクリートの道になります。
これが国指定重要文化財の石造五輪塔です。大きなほうは1170年、小さいほうは1172年に造られたもので、日本でも最も古い五輪塔のひとつといわれています。お寺などで見られる五輪塔と比べてもかなりずんぐりとしていますね。
石仏参道へと戻ったら、次は 『 山王山石仏 』 と 臼杵石仏を代表する磨崖仏の大日如来座像がある 『 古園石仏 』 の拝観をします。
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