桂茶屋にある「天狗の滝」を出発したら、県道40号(飯田高原中村線)をさらに先へと進みました。
桂茶屋から先はまだしばらく十三曲がりと呼ばれるヘアピンカーブが連続する狭い道が続きます。道路の周辺はうっそうとした緑一色ですが、紅葉の時季にはとても見事な光景が見れるんですよね。
十三曲がりを過ぎると道路は玖珠川(鳴子川)沿いを走る平坦路となって、道路沿いにあるお食事処「渓流の味 たなべ」が見えてきました。ここは過去に何度か訪れたことがありますが、やまめ料理がとても美味しいところなんですよね。
県道40号をさらに先へ進んで行くと、道路の左側に黒い石に白文字が刻まれた石碑が見えてきて、その手前には車がギリギリ停められそうなスペースがあったのでここに車を停めました。
この画像は石碑のあるところを通り過ぎて、振り返って撮影したものですが、画像の左側には県道40号の横を流れる玖珠川(鳴子川)に架かる橋が見えています。
この橋の上から下流側を眺めた景色です。左に見える車が先ほどの駐車スペースに停めた車です。
そしてこの橋は「亜炭橋」と書かれていました。ちょっと変わった名称の橋ですが何と読むんでしょうね?
亜炭橋を渡った先にはこの様な標識が立てられていて、ここから先の道は「町道 猪牟田線(いむたせん)」というようです。どこへ続いているのか通ってみたい気もしましたが、ポツンと一軒家に出てくるような狭い道だったら、途中でUターンもできないので通るのは断念しました(笑)
周辺の紹介を長々としましたが、ここがこの日最後の目的地となる九重町の名水が湧き出す「猪牟田霊水(いむたれいすい)」です。
名水汲み場はこんな感じで、コンクリートの壁面に祠のような穴が開いていて、この中に入って湧水を汲むようになっていますが、コンクリートの壁面から水が湧き出しているような感じで、これまでに訪れた湧水汲み場とはちょっと異質な感じですね。
穴の中を覗いてみるとこんな感じです。奥行きは2mほどで横幅も狭くて、大人一人がやっと入れるって感じの空間ですが、穴の中はとてもひんやりしていました。
猪牟田霊水の湧出口は一ヵ所だけですが、湧出口からは勢いよく水が湧き出していました。そしてその横には苔むした木像も安置されていて、まさに霊水って感じでした。
ここには「猪牟田霊水」についての説明が刻まれた石板もありました。これによるとここではダムの建設計画があって、地質調査のために20本の横穴を掘ったそうで、ここから湧き出している湧水は37m奥にある岩盤の割れ目から湧き出しているそうです。ダム建設が中止になって調査坑は埋め戻されたそうですが、地権者の協力でこの1本だけはここにダム建設の計画があったことを後世に伝えるために残したそうです。
この日はペットボトルを持ってきていたので、さっそく猪牟田霊水をペットボトルに入れました。湧水は勢いよく湧き出していたので、あっという間に5リットルのペットボトルが満タンになりました。
そして満タンになったペットボトルを洞窟の入口に置いたら、表面があっという間に結露して白くなりました。猪牟田霊水はかなり水温が低くて、氷水を入れているようでした。
ダムの建設は中止になりましたが、もしここにダムができていたら九酔渓の大部分は水没して、今のように紅葉の名所として多くの観光客が訪れことも無くなっていたかもしれませんね?
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桂茶屋から先はまだしばらく十三曲がりと呼ばれるヘアピンカーブが連続する狭い道が続きます。道路の周辺はうっそうとした緑一色ですが、紅葉の時季にはとても見事な光景が見れるんですよね。
十三曲がりを過ぎると道路は玖珠川(鳴子川)沿いを走る平坦路となって、道路沿いにあるお食事処「渓流の味 たなべ」が見えてきました。ここは過去に何度か訪れたことがありますが、やまめ料理がとても美味しいところなんですよね。
県道40号をさらに先へ進んで行くと、道路の左側に黒い石に白文字が刻まれた石碑が見えてきて、その手前には車がギリギリ停められそうなスペースがあったのでここに車を停めました。
この画像は石碑のあるところを通り過ぎて、振り返って撮影したものですが、画像の左側には県道40号の横を流れる玖珠川(鳴子川)に架かる橋が見えています。
この橋の上から下流側を眺めた景色です。左に見える車が先ほどの駐車スペースに停めた車です。
そしてこの橋は「亜炭橋」と書かれていました。ちょっと変わった名称の橋ですが何と読むんでしょうね?
亜炭橋を渡った先にはこの様な標識が立てられていて、ここから先の道は「町道 猪牟田線(いむたせん)」というようです。どこへ続いているのか通ってみたい気もしましたが、ポツンと一軒家に出てくるような狭い道だったら、途中でUターンもできないので通るのは断念しました(笑)
周辺の紹介を長々としましたが、ここがこの日最後の目的地となる九重町の名水が湧き出す「猪牟田霊水(いむたれいすい)」です。
名水汲み場はこんな感じで、コンクリートの壁面に祠のような穴が開いていて、この中に入って湧水を汲むようになっていますが、コンクリートの壁面から水が湧き出しているような感じで、これまでに訪れた湧水汲み場とはちょっと異質な感じですね。
穴の中を覗いてみるとこんな感じです。奥行きは2mほどで横幅も狭くて、大人一人がやっと入れるって感じの空間ですが、穴の中はとてもひんやりしていました。
猪牟田霊水の湧出口は一ヵ所だけですが、湧出口からは勢いよく水が湧き出していました。そしてその横には苔むした木像も安置されていて、まさに霊水って感じでした。
ここには「猪牟田霊水」についての説明が刻まれた石板もありました。これによるとここではダムの建設計画があって、地質調査のために20本の横穴を掘ったそうで、ここから湧き出している湧水は37m奥にある岩盤の割れ目から湧き出しているそうです。ダム建設が中止になって調査坑は埋め戻されたそうですが、地権者の協力でこの1本だけはここにダム建設の計画があったことを後世に伝えるために残したそうです。
この日はペットボトルを持ってきていたので、さっそく猪牟田霊水をペットボトルに入れました。湧水は勢いよく湧き出していたので、あっという間に5リットルのペットボトルが満タンになりました。
そして満タンになったペットボトルを洞窟の入口に置いたら、表面があっという間に結露して白くなりました。猪牟田霊水はかなり水温が低くて、氷水を入れているようでした。
ダムの建設は中止になりましたが、もしここにダムができていたら九酔渓の大部分は水没して、今のように紅葉の名所として多くの観光客が訪れことも無くなっていたかもしれませんね?
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