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石造五輪塔を拝観したら坂を下って、再び石仏参道へ戻ります。
 

石仏参道に戻って順路を進んで行くと、次に見えてくるのは 『 山王山石仏 』 です。ここには薬師如来坐像、釈迦如来坐像、阿弥陀如来坐像の3体の磨崖仏があります。
 
 
 

中央の磨崖仏が釈迦如来坐像で、両側には薬師如来、阿弥陀如来の座像が彫られていました。山王山石仏は他の石仏群とは顔の表情がちょっと違っていて、中央の釈迦如来像は女性的なふくよかな顔というよりも、童子のような無邪気な雰囲気の顔をしています。
 
 
 

山王山石仏を拝観したら、最後の古園石仏へと向かいますが、石仏参道はきれいに整備されていて足場もいいので、お年寄りでも安心して歩けます。ここはワンコ同伴もOKなので、りゅう君もこの石橋参道を歩いたんですよね。




臼杵石仏の中でも最も有名な『 古園石仏 』の覆い屋が見えてきました。




古園石仏のすぐ手前には2体の金剛力士像がありますが、左側の金剛力士像は風雨による劣化が激しくて姿はほとんど判別ができませんでした。




説明板によると、臼杵石仏のほとんどの磨崖仏は平成7年に国宝に指定されていますが、この金剛力士像はちょっと遅れて平成29年に国宝に指定されたようです。




金剛力士像を拝観したらすぐ横にある古園石仏を拝観です。古園石仏には全部で十三体の磨崖仏があって、中央の大日如来座像を中心に左右6体ずつ配置されています。十三体の磨崖仏があることから古園石仏は 『 古園十三仏 』 とも呼ばれています。
 
 
 

61体もの国宝磨崖仏がある臼杵石仏の中でも、その美しさから臼杵石仏を代表する磨崖仏といわれている 『 大日如来座像 』 です。この大日如来座像は頭部が崩落していたものを平成7年に修復して元の位置へと戻して、日本で初めて他の磨崖仏と合わせて国宝に指定されました。




この大日如来座像は日本の石仏の中でも最高傑作の一つといわれていて、ふくよかな耳と切れ長の伏し目を持つ穏やかな優しい顔をしていて、神秘的な雰囲気が漂う磨崖仏です。




ここには大日如来座像を修復する前の写真パネルもありましたが、私たちよりも上の年齢では、この崩落した頭部を胴体の前の台座に置いている光景のほうが、臼杵石仏って感じなんですよね。



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