どこでも晴れたらワン歩

臼杵石仏（磨崖仏）の見学をしたら、満月寺（まんがつじ）へ向かいます。
 

古園石仏からは歩いて満月寺へと向かいますが、石仏群へ続くこの石段は料金所の受付を通らずに、石仏公園内の駐車場からも来ることができます。
 
 
 

そのために石段の手前の橋の上には、拝観料を払わず磨崖仏の観覧をしないように、この様な看板が立てられています。




古園石仏からは石仏公園の遊歩道を５分も歩くと満月寺に到着です。手前には特別史跡に指定されている仁王像の 『 木原石仏 』 が、半分土に埋もれたような姿で立っていて、その奥には満月寺の本堂が見えています。




木原石仏の仁王像は鼻を削って飲むと疫病に効くとの言い伝えがあることから、鼻が完全に無くなってユーモラスな顔に変わっています。右側の阿形についてはこのブログで何度も紹介していますが、ウルトラマンにそっくりに見えるんですよね（笑）
 
 
 

満月寺の本堂には 『 国宝 臼杵石仏 守護寺 』 と書かれた看板？が掲げられていました。満月寺はかつては広大な敷地を持つお寺で、臼杵石仏もその敷地内にあったそうです。




本堂の手前には市指定文化財になっている 『 満月寺 五重塔 』 が建っています。
 
 
 

本殿を過ぎて奥に進むと、国指定重要文化財の宝篋印塔（ほうきょういんとう）が見えてきます。この塔は高さが４４４ｃｍもあって、満月寺の守護社の日吉社から ゛日吉塔 ゛と呼ばれているそうです。




満月寺から眺めた臼杵石仏です。手前の広場が石仏公園で、その向こうに見える山に臼杵石仏がありますが、かつての満月寺はこれらを含む広大な敷地を有していたんでしょうね？




満月寺の見学が終わって駐車場へ戻って来ました。画像に写っているお土産屋さんの石仏観光センターの左が満月寺へと続く道で、右側は石仏参道への道です。石仏観光センターの２階には期間限定で美味しいハス料理を提供してくれる 『 郷膳 うさ味 』 があります。
        
 
 
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