熊本地震の震災遺構「地表地震断層」を見物したら、阿蘇長陽大橋を渡りました。
阿蘇長陽大橋は新阿蘇大橋のすぐ下流の黒川に架かる橋で、周囲はとても景色がいいところなので、すぐ上にある新阿蘇大橋展望所の「ヨ・ミュール」には多くの観光客が訪れますが、何故かここを訪れる観光客はほとんどいないんですよね。
阿蘇長陽大橋を渡っていると、並行するように架かっている新阿蘇大橋が右上に見えてきました。新阿蘇大橋展望所の「ヨ・ミュール」は、この橋を渡った正面に見える高台のようなところにあります。そして阿蘇長陽大橋の展望所はその真下にあるんですよね。
この画像は阿蘇長陽大橋を渡ったところにある展望所から眺めた新阿蘇大橋です。「ヨ・ミュール」からは新阿蘇大橋の橋脚などは見下ろすような感じで眺めますが、ここからは新阿蘇大橋を見上げるので、97mもある高い橋脚の巨大さをより感じることができるんですよね。
展望所からすぐ下を眺めえると、阿蘇五岳の根子岳を源流とする一級河川の白川が渓谷の深い谷底を流れていました。この辺りはこれまでに何度も訪れているところですが、何故かいつ訪れても白川も黒川も濁った水が流れていて、澄んだ流れは一度も見たことが無いんですよね。
そして深い渓谷の崖上を見ると、断崖絶壁に張り付くように造られた道路が見えました。一見すると大きな地震が発生したら崩れ落ちそうな感じに見えますが、この道路は熊本地震では壊滅的な被害は受けなくて、熊本地震発生後いち早く阿蘇長陽大橋と共に復旧されて、崩落した阿蘇大橋の代替路として車が通れるようになったんですよね。
白川の下流側を眺めると阿蘇長陽大橋の長い橋脚が見えました。そして画像ではちょっと見辛いですが、左のほうには南阿蘇鉄道の第一白川橋梁も見えました。
阿蘇長陽大橋展望所を出発したらさらに先へ進んで、途中からは南阿蘇村の田園の中の真っ直ぐに伸びる道を西に向かって走りました。正面に見える山(外輪山)の向こうにはこれから向かう西原村があります。
田園の中を走る道はしばらくすると県道28号と合流して、ここからは熊本空港方面へ進みました。県道28号はこの先で長いトンネルを潜って阿蘇盆地を抜けますが、左折する道は俵山の峠越えをする急坂、急カーブの道で阿蘇盆地を抜けます。
このトンネルが俵山を貫通して阿蘇盆地を抜ける全長2057mの俵山トンネルです。
俵山トンネルを抜けると視界が一気に開けて、熊本空港や熊本市方面の景色を眺めながらの長い下り坂となるので、途中にある展望所で車を停めました。ここは「大峯山と高遊原台地展望所」といいますが、ここからは空気の澄んだ日には有明海や雲仙普賢岳も望むことができます。
この画像は展望所から実際に眺めた景色です。この時は残念ながら遠くの方は少し霞んでいたので、雲仙普賢岳など遠くの山や、有明海などはよく分かりませんでした。
そしてこれから進む方向を眺めると、樹木の生い茂ったなかに不思議な形をした構造物がポツンと立っていました。これが次の目的地の「西原村のビッグ X」です。でもこの名称は私がこの形から勝手に名付けただけで、どこにも載っていない名前なんですよね(笑)ビッグ Xといえば年配者には手塚治虫のアニメがお馴染みですよね。
大峯山と高遊原台地展望所を出発すると、すぐにこの様な標識が見えてきました。下り坂はまだしばらく続きますが、県道28号が平地になった辺りからはもう益城町(ましきまち)になるんですよね。
展望所から県道28号を1.5kmほど下って行くと「西原村のビッグ X」が見えてきました。ここから眺めるとまさに巨大な X(ビッグ X)ですね。
ここにあるのは正式名称を「桑鶴大橋(くわつるおおはし)」といって、この巨大なX型の構造物は吊橋の一種の斜張橋の支柱です。斜張橋自体は珍しい吊橋じゃありませんが、多くの吊橋は支柱がH型のように真っすぐに伸びていて、支柱がX型をしている吊橋はここ以外では見たことがないので、九州では珍しい吊橋じゃないでしょうか?
橋のたもとには駐車スペースもありましたが、この時は工事車両が停まっていたので車を停めることができませんでした。次にここを訪れた時には車を停めて、この橋をもう少し詳しく紹介したいですね。
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阿蘇長陽大橋は新阿蘇大橋のすぐ下流の黒川に架かる橋で、周囲はとても景色がいいところなので、すぐ上にある新阿蘇大橋展望所の「ヨ・ミュール」には多くの観光客が訪れますが、何故かここを訪れる観光客はほとんどいないんですよね。
阿蘇長陽大橋を渡っていると、並行するように架かっている新阿蘇大橋が右上に見えてきました。新阿蘇大橋展望所の「ヨ・ミュール」は、この橋を渡った正面に見える高台のようなところにあります。そして阿蘇長陽大橋の展望所はその真下にあるんですよね。
この画像は阿蘇長陽大橋を渡ったところにある展望所から眺めた新阿蘇大橋です。「ヨ・ミュール」からは新阿蘇大橋の橋脚などは見下ろすような感じで眺めますが、ここからは新阿蘇大橋を見上げるので、97mもある高い橋脚の巨大さをより感じることができるんですよね。
展望所からすぐ下を眺めえると、阿蘇五岳の根子岳を源流とする一級河川の白川が渓谷の深い谷底を流れていました。この辺りはこれまでに何度も訪れているところですが、何故かいつ訪れても白川も黒川も濁った水が流れていて、澄んだ流れは一度も見たことが無いんですよね。
そして深い渓谷の崖上を見ると、断崖絶壁に張り付くように造られた道路が見えました。一見すると大きな地震が発生したら崩れ落ちそうな感じに見えますが、この道路は熊本地震では壊滅的な被害は受けなくて、熊本地震発生後いち早く阿蘇長陽大橋と共に復旧されて、崩落した阿蘇大橋の代替路として車が通れるようになったんですよね。
白川の下流側を眺めると阿蘇長陽大橋の長い橋脚が見えました。そして画像ではちょっと見辛いですが、左のほうには南阿蘇鉄道の第一白川橋梁も見えました。
阿蘇長陽大橋展望所を出発したらさらに先へ進んで、途中からは南阿蘇村の田園の中の真っ直ぐに伸びる道を西に向かって走りました。正面に見える山(外輪山)の向こうにはこれから向かう西原村があります。
田園の中を走る道はしばらくすると県道28号と合流して、ここからは熊本空港方面へ進みました。県道28号はこの先で長いトンネルを潜って阿蘇盆地を抜けますが、左折する道は俵山の峠越えをする急坂、急カーブの道で阿蘇盆地を抜けます。
このトンネルが俵山を貫通して阿蘇盆地を抜ける全長2057mの俵山トンネルです。
俵山トンネルを抜けると視界が一気に開けて、熊本空港や熊本市方面の景色を眺めながらの長い下り坂となるので、途中にある展望所で車を停めました。ここは「大峯山と高遊原台地展望所」といいますが、ここからは空気の澄んだ日には有明海や雲仙普賢岳も望むことができます。
この画像は展望所から実際に眺めた景色です。この時は残念ながら遠くの方は少し霞んでいたので、雲仙普賢岳など遠くの山や、有明海などはよく分かりませんでした。
そしてこれから進む方向を眺めると、樹木の生い茂ったなかに不思議な形をした構造物がポツンと立っていました。これが次の目的地の「西原村のビッグ X」です。でもこの名称は私がこの形から勝手に名付けただけで、どこにも載っていない名前なんですよね(笑)ビッグ Xといえば年配者には手塚治虫のアニメがお馴染みですよね。
大峯山と高遊原台地展望所を出発すると、すぐにこの様な標識が見えてきました。下り坂はまだしばらく続きますが、県道28号が平地になった辺りからはもう益城町(ましきまち)になるんですよね。
展望所から県道28号を1.5kmほど下って行くと「西原村のビッグ X」が見えてきました。ここから眺めるとまさに巨大な X(ビッグ X)ですね。
ここにあるのは正式名称を「桑鶴大橋(くわつるおおはし)」といって、この巨大なX型の構造物は吊橋の一種の斜張橋の支柱です。斜張橋自体は珍しい吊橋じゃありませんが、多くの吊橋は支柱がH型のように真っすぐに伸びていて、支柱がX型をしている吊橋はここ以外では見たことがないので、九州では珍しい吊橋じゃないでしょうか?
橋のたもとには駐車スペースもありましたが、この時は工事車両が停まっていたので車を停めることができませんでした。次にここを訪れた時には車を停めて、この橋をもう少し詳しく紹介したいですね。
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