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道の駅「ながゆ温泉」の物産館内を見て廻ったら、芹川沿いの温泉旅館街を少しだけ散策しました。


道の駅「ながゆ温泉」から旅館街の間を流れる芹川へ向かって坂を下って行くと、山頭火など長湯温泉を訪れた著名な俳人の句碑がありますが、ここにあった句碑は与謝野鉄幹、晶子夫妻が長湯温泉を訪れ時に読んだ句のようでした。




この川が長湯温泉の旅館街の間を流れている芹川です。下流には芹川ダムがあって大きなダム湖になっていますが、この辺りはまだ清流が流れる小さくて浅い川なんですね。




芹川に架かる橋を渡るとすぐに「名所 丸山公園」と書かれた看板と、その横には神社の鳥居が見えてきました。




鳥居の扁額には「湯乃原天満社」と刻まれていました。天満社ですから御祭神は菅原道真なんでしょうが、「湯乃原」っていかにも温泉地らしい名称の神社ですね。以前訪れた熊本県の日奈久温泉には「温泉神社」というのもありました(笑)




神社には必ずと言っていいほどイチョウの木が植えられていますが、標高の高いこの辺りではイチョウの木はすっかり黄葉していて、境内は落葉で黄金の絨毯のような状態になっていました。秋のこの時季にしか見られない素敵な光景ですね。




境内には湯乃原天満社の社殿以外にもこの様な小さなお社などもありました。左の建物は薬師堂で温泉を守護する存在として薬師如来立像と地蔵菩薩立像が祀られています。そして右の建物には「陽光院 薬泉堂」と書かれていました。




陽光院 薬泉堂の中に入ってみると、蛇口のようなところから温泉が出ていて、横にはコップもあったので飲泉ができるようでした。この温泉は胃腸病などに効能があるそうです。




そして薬師堂の横には「天満湧水 神の水」と説明板に書かれた湧水汲み場がありました。




湧水が出ていたのは一本のパイプだけでしたが、この名水はすぐ横にある「陽光院 薬泉堂」の温泉とは違って、冷たい湧き水だったので一口飲んでみましたが、とてもまろやかで美味しい湧き水でした。ここは道の駅の駐車場からは少し離れているので、ペットボトルを持ってこなかったので、残念ながらこの名水を汲むことはできませんでした。




長湯温泉は何度も散策に訪れているところなので「天満湧水 神の水」の湧水が出ているところを見たら駐車場へ戻りますが、戻る前に長湯温泉を代表する露天風呂の「ガニ湯」に寄ってみました。ガニ湯は男女混浴で芹川の川の中にあって、遮蔽物が全く無いので周辺からは丸見えですが、水着の着用はOKだそうです。




長湯温泉には今回紹介した「天満 湧水 神の水」以外にもいくつもの湧水があるので、過去訪れたことがあるところも紹介します。ここは県道30号沿いにある「桑畑湧水」です。ここは県道沿いで駐車場も完備されているのでいつも多くの人たちで賑わっていますが、この時はたまたま誰もいなくて湧出口を撮影することができました。




これは県道30号から豊後大野市方面へと行く県道209号沿いにある「くずろ谷湧水」です。画像を見ると蛇口からは水が出ていませんが、右側にあるホースからは勢いよく水が出ていました。




そしてこちらは長湯ダムの最上流部にある「ししろ湧水」です。ここはあまり手入れをされている感じはありませんでしたが、湧出口からは勢いよく水が湧き出していました。




この画像は長湯ダムから眺めた久住山系の山々ですが、竹田市は久住山からの伏流水が至る所で湧き出している名水の里なんですよね。



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