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宮地嶽古墳の見物をしたら、国道386号バイパスから本線へ出て、さらに大分方面へと戻りました。


国道386号をしばらく走っていると、恵蘇宿(えそのしゅく)という交差点があるので、ここを県道588号へ右折すると、この様な標識が見えてきます。これから向かうのは標識に書かれている「隠家の森(かくれがのもり)」です。




隠家の森には駐車場が無いので、まずは車を停めるために筑後川の土手の上を走る道路に出て、左の土手が広くなった駐車帯に車を停めました。土手の先の樹木が繁ったところは、朝倉の三連水車などがある堀川用水の取水口で、その右にわずかに見えるのは筑後川の山田堰です。




駐車帯から振り返って眺めた景色です。目的地の「隠家の森」は、右に見える大きな木です。そしてこの画像ではちょっと分かり難いですが、手前はたくさんの柿の木が植えられた果樹園になっています。




近くまで行って果樹園を撮影したらこんな感じで、まさにたわわに実っているって表現がぴったりで、鈴なりに柿が実っていました。




隠家の森はもう目の前に見えていますが、土手からは降りる道が無かったので県道588号まで戻りました。




これが地元で「隠家の森(かくれがのもり)」と呼ばれているクスの大木です。このクスの木は樹齢が1500年以上で、幹回りは18mもある全国で8番目の大きさだそうです。でも1本のクスの巨木なのになぜ「森」と呼ばれているのか不思議でしたが、説明板によると昔ここに関所があった頃に、関所を通れない人が夜になるまでここに隠れていたと書かれていました。もしかするとこの辺りはうっそうと樹木が繁る森だったのかもしれませんね?




目の前まで行って眺めてみると、巨大な幹は3mほどの高さまでで、その上はテーブル状に平らになっていて、3本?の大きな枝が上に向かって伸びていました。かつてはこの巨大な幹が真っすぐに空へ向かって伸びていたんでしょうね?




そして幹根を見ると何本にも分かれた大きな根が地面へと入っていて、まるでゴジラか恐竜の足を見ているような感じでした。




そしてこの太い根のなかには爪が生えているように見えるかなりリアルな根っこもありました。どう見てもゴジラの足指ですね(笑)




このクスの大木は地元では大切にされているようで、根元には小さな祠もありましたが、祠の上には板を貼り付けたような不思議な構造物がありました。




近くへ行って見てみると、雨除け?と思われる板と、小動物の侵入を防ぐ桟が幹の開口部に取り付けられていました。




そしてその上部には空気抜きでしょうか?この様な物もありました。




この大クスは幹の中が空洞になっていて、内部は8畳ほどの広さがあるそうで、以前は開口部をモルタルで塞いでいたそうですが、徐々に樹勢が衰えてきたので、モルタルの除去や腐朽部の除去などの治療を行って樹勢の回復を計っているそうです。でも幹の周りを一回りしても開口部は無かったので、もしかしたら幹の黒い部分は開口部を塞いでいる樹脂なのかもしれませんね?




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