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この日は久しぶりに福岡県の筑後地方へ出かけました。


この日は早朝にお家を出発して国道210号を走りましたが、途中で通過した由布院盆地も玖珠盆地も濃霧が出ていて、日田市街地へ入っても街中は濃い霧に包まれていました。気温が急激に下がるこの時季の早朝には盆地では朝霧がよく発生しますからね。




日田市を抜けて福岡県朝倉市へ入ると、これまでの霧がウソのように青空が広がっていました。この辺りは広大な筑後平野が広がるところなので、湯布院や玖珠、日田などの盆地とは気象条件が全く違いますからね。




この日はちょっと遠出なので、最初にお家から最も遠いところまで行って、大分方面へ向かって帰りながら色んなところを見物する予定なので、まずは福岡市からも近いところにある筑前町へと向かいました。




筑前町へ入って最初に寄ったのは「安の里(やすのさと) 公園」です。ここでは例年この時季になると、わらで作った巨大な造り物(わらかがし)の展示を行っていて、毎年どんな作品が展示されるのか楽しみで、ここを訪れるのはすっかり恒例行事になっているんですよね。画像はまだ公園へ入る手前ですが、奥のほうにはわらかがしが小さく見えています。




公園の駐車場に車を停めたらさっそくわらかがしの見物に行ってみました。といっても駐車場の目の前にわらかがしはあるんですが・・・(笑)




今年のわらかがしのテーマは「わらの大仏」でした。この地域では「かかし」のことを「かし」と言いますが、今年のテーマは「ならの大仏」をパクったような感じですね(笑)




わらの大仏を横から見るとこんな感じで、ちょうどお賽銭を入れている人が大仏の前にいたので、わらかがしの巨大さがよく分かりますね。この大仏は高さが8.5m、重さは2tもあるそうですから、先日このブログに載せた熊野摩崖仏の不動明王像の8mよりも大きいんですね。でも奈良の大仏は18mもあるそうですから、この倍以上の高さなんですね。






わらかがしは筑前町のまちづくりグループが中心となって「ど~んと かがし祭り」の開催に合わせて、二か月ほどかけて製作するそうですが、わらで作ったとは思えないほど精巧な造りで、この大仏もよく見ると目玉も入っているんですよね。




公園内には昨年のわらかがしのテーマの「ティラノザウルス」の頭部も置かれていました。横にいる人と比べると大きさがよく分かりますね。展示されている時には頭部は8mほどの高さにあったので、近づくことができませんでしたが、地上に置かれているとその大きさを実感できるだけじゃなくて触ることもできるんですよね。




ティラノザウルスの頭部から少し離れたところには、一昨年のわらかがしのテーマの「鶏と卵」のニワトリの頭部も置かれていました。




ここには過去のわらかがしの作品の写真パネルもありましたが、2016年の「シン・ゴジラ」の時に初めてここを訪れて、この時はりゅう君も一緒だったんですよね。




わらかがしの見物をして安の里公園を出発しようとしたら、公園内に植えられている樹木にカササギ(カチガラス)がとまっていました。昨年わらかがしの見物に筑前町を訪れた時には幸せを運ぶといわれるコウノトリを田んぼで見ましたが、カササギも七夕伝説に登場するなど縁起のいい野鳥なので、来年もいい年になりそうですね。



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