どこでも晴れたらワン歩

前記事でも書きましたが、今回の築城基地航空祭の飛行展示の記事は、編集の都合で順不同になっています。


これが今年の築城基地航空祭の飛行展示のプログラムです。前記事で載せたF2戦闘機2機による機動飛行は、実際には最後のほうの13:00～13:20に行われて、その前にブルーインパルスの曲技飛行やウイスキーパパの競技曲技飛行があったんですよね。




救難展示が終わったら次の飛行までしばらく時間があったので、この間にトイレへ行って再びエプロン地区へ戻ると、派手な色をしたプロペラ機がスモークを履きながら飛び上がりました。




この飛行機は民間の曲技飛行チーム「ウイスキーパパ」のエクストラ EA-300L型です。この飛行機は競技曲技飛行に特化した機体で、築城基地の航空祭ではお馴染みの飛行機ですね。




ウイスキーパパの曲技飛行の後には航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」の曲技飛行も控えていますが、ウイスキーパパはプロぺ機なので、ジェット機のブルーインパルスとは全く違う独特の曲技飛行を見せてくれるんですよね。




最初のうちはスモークを出してグルグル回転するブルーインパルスのような飛行をしていましたが・・・




しばらくすると真上に向かって一気に急上昇を始めました。




画像では分りませんが、上空高く舞い上がった飛行機は、最高地点に達すると空中でいきなり静止しました。




そして静止した機体は自分が吐き出したスモークの中へとそのままの態勢で落ち始めました。




しばらくすると機首を下に向けて、スモークを吐きながらふわふわと落ちるように地上へ向かってきました。どう見ても墜落しているようにしか見えなくて、ちょっとヒヤヒヤするような光景でしたが・・・




地上が近づいてきたらパワーアップしてこの後一気に機体を引き上げました。ジェット機のブルーインパルスには絶対に真似のできないプロペラ機ならではの曲技飛行ですね。






あ

これも静止画なので飛行機の動きは分りませんが、スモークが真後ろじゃなくて斜め下に伸びているので、この時は観客の目の前を斜め上に向かって、不自然な態勢で低速飛行をしているんですよね。




画像の下のほうには飛行機の青い垂直尾翼が写っていますが、これは地上展示されているブルーインパルスの垂直尾翼です。この飛行機がいかに低空を飛んでいるのかがよく分かる画像ですね。
ウイスキーパパのパイロットのなかには、北九州出身で元F2戦闘機のパイロットもいるそうなので、もしかしたらこの時操縦をしていたのはその人だったのかもしれませんね？




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