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タデ原湿原を出発して、やまなみハイウェイを飯田高原まで進んだら、県道621号へと右折して由布市庄内町へと向かいます。


これから向かうのは黒岳山麓の原生林の中に名水が湧き出す「男池(おいけ)湧水」です。でも九重町と庄内町を結ぶ県道621号は車がすれ違えない区間が多くて運転に神経を使うところなので、コロナ禍のこの時季じゃなければまず通ることはないでしょうね?(笑)




やまなみハイウェイから男池湧水までは比較的道幅も広いので、対向車とのすれ違いに苦労することも無く、無事に男池湧水の駐車場に到着することができました。




男池湧水は大分県下でも有数の湧水地のひとつなので、広い駐車場やお土産、お食事処などもありますが、今は新型コロナ感染拡大の影響ですべてのお店が閉まっていました。




湧水地の入口にある受付で清掃協力金100円を払ったら、原生林の中の散策路を歩いて男池湧水の湧出口へと向かいます。湧水口へは立派な散策路が伸びていて、原生林がうっそうと茂っている影響なのか?森の中はとても涼しくて全く汗もかかず、散策路の周辺や樹木の下には下草も無くてとても歩き易いところでした。




しばらく歩くと清流に架かる木製の橋が見えてきました。この清流は水深も浅くて手を入れてみるとヒンヤリとするような冷たい水でした。とてもきれいな水だったのでこの水も飲めるんでしょうね?




木製の橋を渡った先には木製の広いテラスがあって、ベンチもいくつかあったので、この時はベンチに座ってお弁当を食べているカップルもいました。涼しい木陰のベンチで男池の名水を飲みながら食べる弁当は格別でしょうね。そしてテラスの横には男池湧水の湧き出し口がありました。




ここが日本の名水百選にも選ばれている男池湧水の名水の湧出口です。湧出口の周囲の一部は舗装されていますが、蛇口やホースなどは一切なくて、地中から湧き出した水を直接容器へ入れるようになっています。




男池湧水は水深が2m以上はありそうな池の底から勢いよく湧き出していて、水温は年間を通じて12.6℃と一定の温度で、湧出量は一日約2万tにもなるそうです。




男池湧水の湧出口から原生林をさらに奥へ進むと、この様な巨人か恐竜が大岩を掴んだようなちょっと不気味な光景が見えてきます。大岩の窪みに落ちた一粒の種が長い年月をかけてここまで根を伸ばして成長したんでしょうね。




男池湧水がある黒岳山麓の原生林は必要以上に手を加えられていないので、古木が清流を跨ぐように倒れて、自然にできた橋のようになったところもあって、弁当を食べ終えたカップルはこの橋の上で並んで写真を撮っていました(笑)




原生林をさらに奥へ進むとポツンと建つ一軒の廃屋もありました。荒れ放題になって朽ちかけている建物ですが、かつては観光施設か別荘だったのか?それとも住居だったんでしょうか?




男池湧水からの水が流れる阿蘇野川沿いにある散策路を、下流に向かって原生林の中を歩いて行くと「名水の滝」がありますが、令和2年7月豪雨によって散策路が崩壊して進入禁止になっていました。この日は森林浴を兼ねて男池湧水から名水の滝まで歩いて往復するつもりで、トレッキングシューズまで用意して準備万端だっただけにちょっと残念ですね。



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