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芦北町にある佐敷城跡の見物をしたら、芦北ICから再び南九州西回り道に乘りました。


ここから先はお家のある大分市方面へと帰るように進みますが、すぐに日奈久ICで南九州西回り道を降りました。芦北ICからここまでは無料高速ですが、この先で南九州西回り道は八代南IC ⇒ 八代JCTを経由して九州道と合流するので有料区間になるんですよね。




一般道へ出たら日奈久温泉の温泉街を右に見ながら北上して、八代市街地の手前までやって来たら、球磨川の土手の上の道路を河口へ向かって走りました。土手の先に見えているのはもう八代海です。




道路が河口で行き止まりになったところには「万葉の里公園」という広い公園があるのでここに車を停めました。




万葉の里公園から球磨川の上流側を眺めると、川の中に浮かぶ島のようなものが見えました。この島は「水島」といって、日本書紀や枕草子などに祈りの水が湧く島としてその名前が出ているところです。




駐車場に車を停めたらさっそく堤防道路を歩いて近くまで行ってみました。水島は球磨川の河口に浮かぶ小島ですが、陸地側からは水島に向かって桟橋のような歩道が延びていて、その先には青い屋根瓦の小さな神社がありました。この神社は「龍神社」というそうです。でも神社なのに堤防上からはどこにも鳥居が見えないんですよね。




堤防を陸地側に降りると御神木のような大きなクスノキがあって、その横に鳥居がありました。鳥居の向こうに見えるガードレールは堤防道路で、その先に水島と龍神社がありますが、ここからは逆に鳥居も龍神社も見えなくてポツンと鳥居だけが建っているような感じなんですよね。




鳥居の扁額に書かれていた「龍神社」の文字です。




龍神社の鳥居を確認したら、この桟橋のような歩道を渡って水島へと向かいます。




桟橋の行き止まりにある龍神社はとても小さな神社ですが、手水舎の吐水龍は神社の名前にふさわしく立派な造りでした。




神社の奥には石造のお社のような構築物があって、しめ縄が渡されて榊などが添えられていましたが、ここが龍神社の本殿になるんでしょうか?




この時は満潮だったのか?龍神社の裏手に生い茂っている背丈ほどの高さの葦は、中ほどまでが水没するほど潮が満ちていました。




そしてすぐ横の水島を眺めても、かなり水没していて歩いて水島へは行けませんでした。




この画像は数年前にここを訪れ時のものですが、この時は潮が引いていたので、神社の裏手や水島へも歩いて行けたんですよね。
龍神社はこの時と全く同じ姿をしていたので、令和2年7月豪雨で球磨川が氾濫して人吉市や周辺に大きな被害が出た時にも龍神社は無事だったんでしょうね?



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