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道の駅 やまくに を出発したら福岡県へと向かいました。


道の駅 やまくに を出発してもまだ時間に余裕があったので、本耶馬溪まで戻ったら中津市街地方面へは向かわずに、山国川を渡る福岡県道16号(吉富 本耶馬溪線)へと左折しました。山国川を渡るともう福岡県で、県道を数kmほど走ると国道10号へ出ます。そしてそのまま国道を北上していると道路沿いにこの様な変わった建物が見えてきます。




ここがこの日最後の目的地で福岡県上毛町(こうげまち)にある「道の駅 しんよしとみ(新吉富)」です。上毛町は新吉富村と太平村(たいへいむら)が合併してできた町ですが、大分県中津市と山国川を挟んで隣接していて、江戸時代には中津藩領だったので中津市との結びつきがとても強くて、平成の大合併では豊前市との合併を拒否して、現在でも中津市との越境合併の話があるそうです。




道路沿いにはこの様な看板も立てられていました。物産館は「叶え市場」というようですが、その下にはピザの写真と「PIZZERIA FIERO(フィエロ)」と書かれていました。このお店は道の駅の敷地内にあるピザがとても美味しいお店です。




道の駅の駐車場には普通車65台、大型車11台が停められます。収容台数だけを見ると先ほど訪れた道の駅 やまくに よりも多くの車が停められますが、普通車の駐車場を見ても分かるように広々とした感じは無くて、ぎっしり詰め込んでいるって感じでした(笑)




この道の駅は広い芝生広場の中庭を取り囲むように建物が建っていて、正面に見えるのは物産館です。そして画像には写ってませんが、左側にはトイレ、情報・休憩コーナーがあり、右側にはテイクアウトコーナーと、ピザ店の「PIZZERIA FIERO(フィエロ)」があります。




駐車場に車を停めたらまずは情報・休憩コーナーへ入ってみました。この道の駅は大分県と福岡県を結ぶ幹線道路の国道10号に面しているので交通量が多くて、この時も長距離トラックのドライバーらしき人たちが何人か休憩をしていました。




物産館内は撮影NG?なので、物産館の前を通り過ぎて隣接するテイクアウトコーナーへ行きました。ここにはラーメンやうどん、ソフトクリームなどのお店があって、手前の飲食ブースで食事ができるようでした。




そして中庭沿いにさらにぐるりと廻ると、コンテナハウスを改造したようなお店がありました。ここが道路沿いにも看板が出ていた「PIZZERIA FIERO(フィエロ)」です。ここは原料となる小麦粉やチーズなどを本場のイタリアから仕入れて、地元産の野菜などをトッピングしたピザを職人さんが焼き上げる本格的なピザのお店です。




この道の駅には隣接して広大な敷地の奈良時代から平安時代にかけての役所跡の「大ノ瀬官衛遺跡(だいのせかんがいせき)」があって、この道の駅の正式名称も「道の駅 しんよしとみ 遺跡前」というらしいのですが、道路上の標識には遺跡前とは書かれていないので、正式名称を知っているいる人はほとんどいないでしょうね(笑)




遺跡跡は埋め戻されて芝生広場になっているので、ここにあるのは1m四方程度の小さな復元模型だけなんですよね(笑)




遺跡跡広場の周辺には休耕田のような畑が広がっていて、毎年この時季になるとコスモスが見頃を迎えます。ここは西日本最大級の規模を誇る中津市の「三光コスモス園」からも近いので、いつも三光コスモス園と併せてコスモス観賞に訪れているんですよね。




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