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道の駅 あそ望の郷くぎの を出発したら、国道325号へ出て南阿蘇村から高森町へと向かいます。


国道325号は高森峠の手前まで来たら国道265号と合流し、そのまま真っ直ぐに進めば高森峠を越えますが、今回は阿蘇山方面へと左折します。左折するとすぐに不思議な形をした山が右側に見えてきます。この山は山頂部にラクダのコブのような岩峰がいくつもあることから「らくだ山」と呼ばれていますが、次の目的地はこの山の麓にあります。




ここがこれからお昼ご飯をいただく「高森 田楽の里」です。ここは3度目の訪問となる田楽がとても美味しいお食事処ですが、久しぶりに訪れると看板が随分と色褪せていました。




「高森 田楽の里」は、樹木に覆われた林の中にあって、ここが正面玄関になる築200年以上の母屋ですが、ここ以外にも建物があって最大収容人数は200人のとても大きなお食事処です。




私たちは母屋で食事をいただきましたが、食事処はこんな感じで田楽や炭火焼のお店なので、すべての席が囲炉裏になっています。画像にはたくさんの扇風機が写っていますが、この辺りは気候的に夏でも涼しいのか?エアコンを設置していないお食事処も多いんですよね(笑)




ここは人気のお店でお昼時には予約無しだと入れないこともあるので、私たちは席だけ予約をして、これから料理を注文します。私は田楽に種鶏の炭火焼がセットになった「山里定食」を、りゅうママは田楽に牛小枝串がセットになった「小枝定食」を注文しました。




最初に運ばれてきたのは、切り干し大根、干し椎茸、カボチャの煮しめ、サクラマスの三杯酢〆、柚子こんにゃくの刺身などの「山菜の付出し」です。その横には湯呑のような容器が2つありますが、どちらも田楽につけるタレで、柚子味噌と山椒味噌です。画像では囲炉裏ですでに田楽も焼かれていますが、これは店員さんがセットしてくれました。




料理は次々と運ばれてきますが、今回はキビめしをお茶碗じゃなくておにぎりにしてもらいました。これを焼いて田楽のタレをつけたらとても美味しいんですよね。




一年以上飼育されたニワトリの種鶏と、肥後のあか牛の牛小枝串です。




材料が揃ったところで三本クワの上にはおにぎり、種鳥、牛小枝串、野菜などを乗せて、その周りの灰に刺された田楽の豆腐、鶴の子芋(里芋)は片面が焼けたらタレをつけて裏返し、ヤマメも時々裏返して焼けるのを待つだけです。




料理が焼けるのを待つ間に湧水を使って作られた生揚げも出てきました。




おにぎりが程よく焼けた頃にタイミングを合せるように、熊本名物の「だご汁」も出てきました。熊本県のだご汁といえば普通は味噌ベースですが、ここでは鶏がらベースの醤油味でした。ちょっと珍しいですね。



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