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ちょっと順番が前後しますが、竜門ダムへ向かうまでの菊池川添いにもいくつか見所があったので紹介します。


菊地渓谷への入口を通り過ぎて菊池川を2kmほど下ると、道路沿いに小さな公園が見えてくるのでここに車を停めました。




ここにはこの様な石柱が立っていて、ちょっと文字が読みづらいですが「念仏橋ポケットパーク」と刻まれていました。




念仏橋ポケットパークからすぐ下を流れる菊池川を眺めたら、古い?建物と小さな堰のようなものが見えました。




そして堰を越えた水は斜面を緩やかに流れ落ちていて、竹田市にある白水ダムを小さくしたような感じで、空気を含んで白くなって流れ落ちる水は芸術的な美しさでした。




堰のすぐ横には「菊池川第二ダム」と書かれた真新しい木柱もありました。菊池川には5つの小さな発電所があるそうなので、この様なダムも5つあるんでしょうか?ちなみに木柱にはダムと書かれていますが、河川法では堤高15m以上のものをダムと定義しているので、これは正式にはダムじゃなくて取水堰なんですよね。




菊池川第二ダムのすぐ上流には、菊池川第一発電所があって山の上から導水管を通った水が発電所へと流れ落ちているようでした。このさらに上流に菊池川第一ダム(取水堰)があるんでしょうね?




念仏橋ポケットパークを出発して菊池川沿いをさらに下って行くと、ブログにすでに載せた「永山橋」がありますが、永山橋を過ぎると菊池川は徐々に川幅を広げてきて、ちょっと規模の大きな取水堰のようなものが見えてきます。




ここは「立門導水路」といって、ここから4.2kmの導水管を通って竜門ダムへと水が送られているそうです。竜門ダムのある迫間川(はざまがわ)は、小さな川で迫間川だけでは貯水できないので、菊池川と大分県の津江川から竜門ダムへと水を引いているそうです。




ここには魚の遡上を助けるための魚道も設けられていました。右側の階段のようになったところは「階段式魚道」で、左側の流れが複雑に見えるところは、玉石を配置して流れが不規則になるよう設計した「自然石スロープ魚道」です。




自然石スロープ魚道を横から見ると3つに分かれていて、この時はいちばん手前だけに水が流れていましたが、大雨の時や竜門ダムへの送水を停止した時には、水量が増えて向こう側の2つにも水が流れるんでしょうね?




菊池川沿いの県道45号をさらに下って行くと国道387号と合流しますが、国道へ出てしばらくすると、菊地市旭志へと続く広域農道の「菊地グリーンロード」への分かれ道があります。




この分岐を広域農道へと左折すると、緑に包まれた旅館が見えてきます。ここは菊池渓谷温泉「岩蔵」です。ここへはかなり前に一度だけ泊まったことがありますが、離れの部屋の露天風呂は菊池川に沿うように設置されていて雰囲気満点で、料理もとても美味しい素敵なお宿だったので、またいつか泊ってみたいですね。



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