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10日ほどブログ更新をお休みしました。その間にブログ更新を催促するコメントも来ましたが(笑)  今日からブログを再開します。

今回から載せるのは熊本県南阿蘇村へ出かけた時の記事ですが、出かけたのはGWに入る直前だったのでちょっと古い記事になります。


南阿蘇村へはいつものように国道57号を走りましたが、熊本県へ入ってしばらくして「道の駅 波野」の手前までやって来たら、信号機のある笹倉交差点を左折して広域林道を走りました。ここを右折すると産山村を経由して阿蘇外輪山の大観峰などへ行けます。広域林道って大分県ではあまり聞かない言葉ですが、この辺りでは林業が盛んなんでしょうね。




この広域林道は途中から県道214号と交差しますが、ここを県道へ左折すると「700万本の蕎麦の花畑」や「JR波野駅」へと行けます。そしてそのまま直進すると国道325号と合流して高千穂町へと続いています。




広域林道は信号機が全く無くて、波野高原の中をアップダウンを繰り返しながら走る片側一車線の快適な道路ですが・・・




しばらくすると突然高さ制限のゲートが現れて、その先には屋根のある不思議な形をした橋が見えてきます。




この橋のたもとは広い空き地のようになっているので、ここに車を停めました。




橋の手前は信号機の無い十字路になっていて、ここを阿蘇山方面へ進むと高森町を走る国道265号へと出ます。この標識にはスズランが描かれていますが、この近くには日本最南限のスズラン自生地もあるんですよね。




空き地に車を停めたらさっそく屋根付きの橋を見物に行きました。この広域林道は高森町へ出かけた時に何度か走ったことがありますが、最近では新阿蘇大橋を渡って高森町へ出掛けているので、久しぶりに見る屋根付きの橋です。




この橋は「阿蘇望橋(あそぼうはし)」といって、1999年に架けられた橋で、橋の構造は「屋根付き木造ラチストラス橋」といって全長41.6mあって、一見すると木造橋のように見えますが、実際には一部に鋼材も使われているハイブリッド橋だそうです。




阿蘇望橋が架かっているのは「遊雀川(ゆうじゃくがわ?)」ですが、この時は川には全く水が流れていませんでした。




橋の天井部分はこの様な曲線になっていて、見た目は芸術的なデザインですが、木を多用している割にはかなり頑丈そうに見えますね。




天井材の一部には何かがぶつかったような木材の一部が削れた傷がありました。橋の手前には4.5mの高さ制限のゲートがありますが、このゲートをすり抜けて橋に差し掛かった時に、何かのはずみで積み荷か大型車の天井部分がぶつかったんでしょうか?




阿蘇望橋のすぐ横には畑も広がっていますが、この時はちょうどトウモロコシが植え付けられたばかりのようで、畑に敷かれた白い(透明?)のマルチシートがきれいな模様を描いていました。




トウモロコシ畑の端っこから眺めた阿蘇望橋です。この時季にしか見られない見事な光景ですね。




阿蘇望橋は名前の通り阿蘇山が望める橋なので、橋の向こう側には阿蘇山が見えました。この広域林道は走る車も少なくて、橋を通過中の車を撮影しようとしばらく待ちましたが、1台も車が通らず撮影ができませんでした。阿蘇望橋は見応えのある立派な橋なのに、訪れる人がほとんどいないのはちょっと残念ですね。




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