どこでも晴れたらワン歩

立野駅を出発したら国道５７号線へ出て熊本市方面へ進みます。


国道５７号線を熊本市方面へ少しだけ走ったら、すぐに国道と並行して走る県道207号線へ左折します。正面に橋が架かっている道路が県道207号線で、右上を走っているのが国道57号線です。




この県道は大津町の街中を通らずに熊本空港方面へと続いているので、義父のお墓参りの時にはいつも渋滞を避ける裏道として利用する道路ですが、菊陽町のすぐ手前まで来たら道路沿いにお相撲さんの像が見えてきます。




でもお相撲さんの像があるのは、広場の奥で道路からはちょっと見えにくいところなので、車だと気付かずに通過してしまい、私たちも何度と通った道なのに今まで全く知りませんでした。今回もここを見つけるのに３度も行き来して、やっとここへたどり着いたんですよね（笑）
 
 
 

ここは大津町出身で江戸時代から明治時代の初めにかけて横綱として活躍した 『 不知火光右衛門 』 のお墓があるところです。




これが不知火光右衛門のお墓です。お墓はここ以外にも大阪市天王寺区にも建てられているそうです。




お墓の横には覆い屋のような建物があって、中には不知火光右衛門の土俵入りの様子を表した巨大な像があります。横綱の土俵入りには 『 雲龍型 』 と 『 不知火型 』 の2種類があって、現在の不知火型は不知火光右衛門が完成させたといわれていますが、現存する写真を見ると光右衛門が行っている土俵入りの姿は何故が雲龍型にそっくりだそうです。




 ちょっと頭でっかちな像ですが、ユーモラスな表情をしていて力強さよりも優しさを感じますね。この像は直接触ることができないので材質は不明ですが、見た目には紙粘土か石膏のような感じにも見えました。
ここはテレビの旅番組で紹介されたのを見て訪れましたが、何度も通ったところでもまだ知らない名所ってたくさんあるものですね。
  
   
  
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