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日田市の人気店「カフェ ビヨリ」でパフェを食べたら、車を停めた市営の豆田北駐車場へ歩いて戻りました。 


駐車場へ戻って車で豆田町を出発したら、日田市石井町の国道210号沿いにある国指定史跡の「ガランドヤ古墳公園」へと向かいました。ここは昨年の12月に福岡県筑前町へ出かけた時に訪れる予定だったところで、その時は整備工事の真っ最中で車を停められませんでしたが、今年の3月27日にようやく整備工事が完了して一般公開されたんですよね。




ガランドヤ古墳公園の看板が立っているところから国道210号を右折すると、すぐに真新しい駐車場が見えてきました。




そして駐車場を通り過ぎて先へ進むとここにも駐車場があって、その奥には墳丘のように盛り土をされた上に石室を保護するための建物と、駐車場の横には真新しい建物もありました。




この真新しい建物には「史跡ガランドヤ古墳 ガイダンス棟」と書かれていました。




建物の内部はトイレや休憩施設の他に、壁にはガランドヤ古墳についての説明などがありました。




ガランドヤ古墳は筑後川流域の古墳によく見られる石室内部に絵や線図などが描かれた装飾古墳ですが、駐車場から見えていたのはガランドヤ古墳の2号墳で、石室を覆って保護している保護施設には内部へ入る扉もありましたが、施錠されていて内部を見ることはできませんでした。




説明板には平成18年頃の2号墳の写真もありましたが、当時は墳丘の一部がわずかに残っているだけで、石室が剥き出しの状態で保存されていたそうです。そして背後に見えているイチョウの大木の根が石室内部まで入り込んで石室に損傷を与えていたそうです。




2号墳から50mほど離れたところには1号墳がありますが、1号墳は完全に墳丘が喪失して石棺がむき出しの状態だったので、石室をコンクリートで覆って、その上に盛り土を行って墳丘状にしたそうです。この古墳は「ガランドヤ」という変わった名前ですが、開口した石棺の内部が空っぽで〝 がらんどう〝 だったので、「ガランドヤ古墳」と呼ばれるようになったという説もあるそうです。




1号分にも内部への扉がありますが、ここも施錠されていて内部を見ることはできませんでした。




1号墳の説明板です。上の写真が整備前の石室がむき出しの状態で、下の2枚はコンクリートで覆われて盛り土をされた内部で保護されている石室です。
以前訪れた熊本県和水町(なごみまち)の「江田船山古墳」では、保護施設の扉は施錠されてなくて、内部へ入るとガラス越しに石棺を見ることができたので、ガランドヤ古墳もこの様に常時見学ができるように整備してくれたらありがたかったですね。



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