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この日は久しぶりに日田市へ出かけましたが、このところ花の記事などを続けて載せているので、この記事は一週間ほど前のものになります。


日田市へは国道210号を通って行きましたが、最初に休憩した「道の駅 ゆふいん」では、由布岳をバックにして見事な桜が咲いていました。平地ではすっかり葉桜となっていますが、この辺りは少し標高が高いので平地よりも桜の開花が遅いんでしょうね?




道の駅 ゆふいんを出発して、途中で何ヶ所か休憩をしながら日田市街地へ入ったのは、お家を出発してから3時間後でした。日田市はお家からは最も遠い大分県内の市で、方言も福岡や熊本とよく似ているので、私のなかでは福岡県日田市ってイメージなんですよね(笑)




日田市に入って最初に寄ったのは、天領日田の古い町並みが残る「豆田町」ですが、ここを訪れるのは4年ぶりなので、前回訪れた時に車を停めた駐車場の場所をすっかり忘れていて、ナビの指示に従って進んだら「豆田西駐車場」という未舗装の駐車場に着きました。




駐車場に車を停めたらさっそく歩いて豆田町へと向かいましたが、通りには全く人の気配がありませんでした。4年前にここを訪れ時には平日にもかかわらず大勢の観光客で賑わっていましたが、これも新型コロナの影響なんでしょうか?




豆田町のメインストリートは「御幸(みゆき)通り」と、「上町(うわまち)通り」ですが、両方の通りを結ぶ路地裏通りにも見どころがたくさんあります。画像の左に写っているのは観光客用のトイレ兼休憩所です。このような施設が充実しているのも観光客にはありがたいですね。




路地には味噌、醤油の製造販売を行う「日田醤油」もありましたが、店頭には進撃の巨人の大きなパネルがありました。日田市は進撃の巨人の作者の出身地なので、どこへ行って進撃の巨人だらけなんですよね(笑)




この建物は豆田町の天守閣ともいわれている「日本丸(にほんがん)館」です。ここは岩尾薬局といって日の丸を連想させる赤くて丸い漢方薬を製造販売していたそうで、建物内は今は資料館になっています。




豆田町には古い建物だけじゃなくて、景観に配慮した店舗なども建っています。この建物は「天領日田はきもの資料館 下駄や」で、全国から集めた面白い下駄などの展示や、日田下駄の製造販売も行っています。日田市は日田杉の産地で下駄は伝統的な特産品なんですよね。




豆田町は伝統的建造物保存地区に指定されていますが、その中心となるのが、300年の歴史を持つ県内最古の商家で、国の重要文化財に指定されている「草野本家」です。




草野本家は年に4回しか一般公開をしてなくて、端午の節句の公開は4月29日からですが、お雛祭りの公開では300年前の享保時代から明治時代までの178体の雛人形が、屋敷内に展示されているので必見だそうです。




草野本家のすぐ近くには市営の無料駐車場があります。4年前にここを訪れた時にはこの「市営港町駐車場」に車を停めました。その時は全く気にもしなかったんですが、海が無い山の中の日田市なのになぜ「港町」なんでしょうね?




気になったので周辺を見渡してみるとこの様な説明板が立てられていて、この辺りには年貢米の輸送のために川舟の港があったそうで、現在の港町はこれに由来すると書かれていました。




説明板のすぐ横には水路のような小川が流れていましたが、この小川がかつて年貢米の運搬などで川舟が行き来していた川の名残なんでしょうか?
日田市は古くから「水郷 日田」と呼ばれるほど水資源が豊富な地域なんですよね。



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