今回は宮崎県日向市へ自衛艦の出港風景を見に行きました。
日向市までは自宅から100km以上の距離があるので早朝にお家を出発して無料高速の中九州道を通り、三重町からは国道326号線を通って宮崎県との県境が近い道の駅・うめ に到着する頃にようやく辺りが明るくなってきましたが、宮崎県方面は霧で真っ白です。
濃い霧の中を先へと進み宮崎県に入ったら東九州道の北川ICから延岡南ICまでの無料区間を走って国道10号線へ出した。延岡市の外れ辺りまで来ると道路上にはこんな標識が見えてきます。大分県宇目町にある轟(ととろ)は猫バスなどもあってトトロの里として知れていますが、こちらのトトロはあまり知られていないんですよね。
国道10号線をさらに南下して延岡市から東臼杵郡門川町を通過して日向市に入るとこんな標識が見えてきます。この標識を左折すると今回の目的地の細島港です。ここを通り過ぎてさらに進むとりゅう君と訪れたことのある日向岬、馬ケ背などがあります。ここについては 過去の記事 をクリックして下さいね。
今回の目的は出港する自衛艦の見物なのでこの看板を目印に細島港へと向かいます。でもこの看板は前日の一般公開の時のもので今日は出港するだけで他にイベントはありません。
細島港の岸壁に到着すると目的の自衛艦が岸壁に停泊していました。この船は海上自衛隊の輸送艦 『おおすみ』 です。この船には同型艦が他に2隻あって 『しもきた』、『くにさき』 とすべて半島の名前が付いています。
この船は物資の運搬を主目的とする輸送艦なので強力な武器は搭載していませんが、必要最低限の装備としてミサイル攻撃を防御する近接防御火器システム(通称 ファランクス)を船の前後に搭載しています。この武器は完全自動化されていて一分間に数千発の弾丸を発射する能力があります。
しばらく岸壁で 『おおすみ』 を眺めていたらタグボートがやって来ました。いよいよ出港するんでしょうか?今回は出港風景だけを見るためにここへ来ましたが、数年前には艦内の見学をしたこともあります。
大型船の場合はタグボートによる離岸の手伝いのほかにも岸壁では地上隊員による係留ロープの取り外しなどの作業があります。船の乗組員が係留ロープを外していたら船に戻れませんからね(笑)
タグボートが出力を上げて おおすみ を沖へと引っ張り始めました。
岸壁には乗組員の家族や海上自衛隊OBと書かれた幟を持った人たちが見送りのために続々と集まり始めていました。
タグボートに引っ張られて おおすみが岸壁を離れました。一般の船は岸壁と船の間に挟むクッションの役割をする防舷材は港側で用意しますが、おおすみの場合はどこでも接岸できるように自前で持っているのでクレーンを使って船上へ引き上げます。さすが自衛隊の輸送艦ですね。
いよいよ出港です。手の空いた乗組員たちは一列に並んで岸壁で見送る人たちに帽子を振っています。
おおすみ は岸壁を離れ、タグボートも役目を終えて戻って行きました。
輸送艦おおすみ にはバウスラスターといって横向きに移動できる小さなスクリューが船首付近についているのでタグボートが離れた後は自力で方向転換をして艦首を湾口へと向けます。
艦首を沖へと向けたおおすみはゆっくりと出港して行きます。
東日本大震災ではいち早く救援物資の輸送を行った おおすみですが、おおすみの格納庫はウェルドックといって中には2基のLCAC(エルキャック)と呼ばれるエアークッション艇が格納されています。そして船舶が近づけないところでも船尾の扉からLCACが出て物資輸送を行う事ができます。
輸送艦おおすみ の出港風景を見たらお家へ帰る前にもう少し南へ下って道の駅・日向に寄りました。今回は私ひとりだけで出かけたのでここでりゅうママへのお土産を買いました。
今まではりゅう君と一緒に船の見物をしていたので、行き帰りにお散歩をするとちょっと遠くの場合は一日がかりでしたが、私一人だけだと日向市まで往復しても僅か半日で済みました。
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日向市までは自宅から100km以上の距離があるので早朝にお家を出発して無料高速の中九州道を通り、三重町からは国道326号線を通って宮崎県との県境が近い道の駅・うめ に到着する頃にようやく辺りが明るくなってきましたが、宮崎県方面は霧で真っ白です。
濃い霧の中を先へと進み宮崎県に入ったら東九州道の北川ICから延岡南ICまでの無料区間を走って国道10号線へ出した。延岡市の外れ辺りまで来ると道路上にはこんな標識が見えてきます。大分県宇目町にある轟(ととろ)は猫バスなどもあってトトロの里として知れていますが、こちらのトトロはあまり知られていないんですよね。
国道10号線をさらに南下して延岡市から東臼杵郡門川町を通過して日向市に入るとこんな標識が見えてきます。この標識を左折すると今回の目的地の細島港です。ここを通り過ぎてさらに進むとりゅう君と訪れたことのある日向岬、馬ケ背などがあります。ここについては 過去の記事 をクリックして下さいね。
今回の目的は出港する自衛艦の見物なのでこの看板を目印に細島港へと向かいます。でもこの看板は前日の一般公開の時のもので今日は出港するだけで他にイベントはありません。
細島港の岸壁に到着すると目的の自衛艦が岸壁に停泊していました。この船は海上自衛隊の輸送艦 『おおすみ』 です。この船には同型艦が他に2隻あって 『しもきた』、『くにさき』 とすべて半島の名前が付いています。
この船は物資の運搬を主目的とする輸送艦なので強力な武器は搭載していませんが、必要最低限の装備としてミサイル攻撃を防御する近接防御火器システム(通称 ファランクス)を船の前後に搭載しています。この武器は完全自動化されていて一分間に数千発の弾丸を発射する能力があります。
しばらく岸壁で 『おおすみ』 を眺めていたらタグボートがやって来ました。いよいよ出港するんでしょうか?今回は出港風景だけを見るためにここへ来ましたが、数年前には艦内の見学をしたこともあります。
大型船の場合はタグボートによる離岸の手伝いのほかにも岸壁では地上隊員による係留ロープの取り外しなどの作業があります。船の乗組員が係留ロープを外していたら船に戻れませんからね(笑)
タグボートが出力を上げて おおすみ を沖へと引っ張り始めました。
岸壁には乗組員の家族や海上自衛隊OBと書かれた幟を持った人たちが見送りのために続々と集まり始めていました。
タグボートに引っ張られて おおすみが岸壁を離れました。一般の船は岸壁と船の間に挟むクッションの役割をする防舷材は港側で用意しますが、おおすみの場合はどこでも接岸できるように自前で持っているのでクレーンを使って船上へ引き上げます。さすが自衛隊の輸送艦ですね。
いよいよ出港です。手の空いた乗組員たちは一列に並んで岸壁で見送る人たちに帽子を振っています。
おおすみ は岸壁を離れ、タグボートも役目を終えて戻って行きました。
輸送艦おおすみ にはバウスラスターといって横向きに移動できる小さなスクリューが船首付近についているのでタグボートが離れた後は自力で方向転換をして艦首を湾口へと向けます。
艦首を沖へと向けたおおすみはゆっくりと出港して行きます。
東日本大震災ではいち早く救援物資の輸送を行った おおすみですが、おおすみの格納庫はウェルドックといって中には2基のLCAC(エルキャック)と呼ばれるエアークッション艇が格納されています。そして船舶が近づけないところでも船尾の扉からLCACが出て物資輸送を行う事ができます。
輸送艦おおすみ の出港風景を見たらお家へ帰る前にもう少し南へ下って道の駅・日向に寄りました。今回は私ひとりだけで出かけたのでここでりゅうママへのお土産を買いました。
今まではりゅう君と一緒に船の見物をしていたので、行き帰りにお散歩をするとちょっと遠くの場合は一日がかりでしたが、私一人だけだと日向市まで往復しても僅か半日で済みました。
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