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物産館・直売所の「里の駅  九重ふるさと館」を出発したら、国道210号を大分市を目指して進みました。


国道210号を大分市方面へ1.5㎞も走ると、道路上にこの様な標識が見えてきました。ここはいつもは素通りをするところですが、今回は時間に余裕があったのでここを左折して「JR豊後中村駅」へ行ってみました。




左折するとすぐに旧道のような通りに突き当たるので、ここを右折すると道路の両側に商家などが立ち名並ぶ通りとなりました。先ほど訪れた「里の駅  九重ふるさと館」や、九重町役場の周辺にはあまり民家も無かったので、ここが本来の九重町の中心部になるんでしょうか?




旧道のような道へ右折して200mも進むと、道路の右側に豊後中村駅が見えてきたので、ここを右折して駅の駐車場に車を停めました。




この建物が大分県玖珠郡九重町右田にあるJR久大本線の「豊後中村駅」です。「久大本線」は大分市と福岡県久留米市を結ぶ路線で、路線名は始発、終着駅の留米と分から一文字ずつをとって名付けられています。




茅葺き屋根の駅舎は全国に二か所あるそうで、もうひとつは福島県の会津鉄道・湯野上温泉駅(ゆのかみおんせんえき)ですが、ここは第三セクターが運営する鉄道なので、JRとしては豊後中村駅が全国唯一の茅葺き屋根の駅舎になります。




豊後中村駅のホーム立てられている駅名標です。ここは公共交通機関を利用してくじゅう連山の登山する人たちにとっては、くじゅう登山の玄関口のようなところですが、JRの駅名標には「ようこそ〇〇」って書かれているはあまり見たことが無いですね。




駅前には観光案内板もありました。案内板の右端には俳句のようなものが書かれていました。




案内板の横には投句箱があって、この箱には表と同じ俳句の「下車客五、六人に楓めざましく」と、放浪の詩人 種田山頭火の俳句が書かれていました。俳句の後には「昭和5年11月15日 山頭火 駅頭にて」と書かれていたので、種田山頭火は列車でここを訪れているんですね。




駅舎の前から見た駅前の光景です。普通は駅前にはタクシーが何台か停まっていますが、この時はたまたまだったのかも知れませんが、駅舎の周辺は人の気配が全く無くて、前の道路も車が走ってなくて、何となく時が止まっているような感じがしました。




駅前にはくじゅう登山の玄関口らしく「歓迎 九重連山登山口」と書かれた看板が立てられていて、横には九重九湯の各温泉も書かれていました。




これが九重九湯の各温泉です。ちょっと前に訪れた仙洞の滝の記事に載せた壁湯、川底、宝泉寺温泉や、先ほど訪れた小松地獄の筋湯温泉もここに載っていました。温泉県大分ではひとつの市を除いて県内各市の至る所で温泉が湧き出しているんですよね。




駅舎の周りを見て廻ったら、これから駅舎内へ入ってみます。駅舎内には九重町観光協会も入っているようですね。




ここが列車の待合室です。左端にわずかに写っているところが切符売り場の窓口で、この駅は無人駅じゃなくて簡易委託の形態をとっているので、中には人がいて乗車券の販売は行っているようです。




そして待合所とは別にその名もズバリ「かやぶきや」と書かれた観光案内・休憩所がありました。
ここへ到着した時は「間もなく列車が入ります」とアナウンスが流れていましたが、トイレを優先していると、ホームへ入ってきたのは「観光列車 ゆふいんの森号」でした。大急ぎでカメラを取りに車に戻りましたが、車に着いた時には列車はすでに通過した後でした。




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