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峠のカレー屋「ぽから」を出発したら宇佐市の海岸へと向かいます。


次の目的地は7月にも訪れた沖合に残る宇佐海軍航空隊遺跡の「標的跡」ですが、この時は干潮で干潟が広がっていたので、行けるところまで行ってみます。りゅうママはその間に標識の奥に見える瓦屋根の「nicoドーナツ」へ行ってモンブランパフェをお買い上げです。




干潟はこの様に沖のほうまで広がっていて、歩いて「標的跡」まで行けそうな感じもしますが、「標的跡」は丸で囲ったところなので、陸地からでは米粒程度にしか見えないほど遥か沖にあるんですよね。




20分ほど干潟を沖へ向かって歩いて波打ち際まで来ました。「標的跡」はまだ先ですが、大潮の最干潮時には「標的跡」まで潮が引いて歩いて行けるそうです。




振り返って陸地側を眺めると防波堤が遥か遠くに見えて、車を停めた場所がどこなのかも分かりませんでした。「標的跡」の標識には沖合1.2kmと書かれていましたが、もっと距離があるように感じられました。




ここまで近づくと「標的跡」まであと数十mほどの距離なので、海の中に入ってもっと近づこうかとも思いましたが、カメラが海水で濡れたら困るので断念です。「標的跡」は急降下爆撃機の訓練のための施設で、中央の台形部分を船の艦橋に見立てているそうですが、ここからは表面の石垣状の模様や羽を休めている海鳥までがはっきりと見えました。





台形部分の両側には標的となる船の大きさを表しているのか?コンクリート柱が立っています。画像は中央の台形部分の左側ですが、3本の柱のうち2本が長年の波浪によって途中から折れていて、かろうじて1本だけが原形を留めていました。




そしてこちらは台形部分の右側です。こちらにも3本のコンクリート柱がありますが、2本が残っていて1本だけが途中から折れていました。




かろうじて折れずに残っているコンクリート柱もくびれ部分などがかなり腐食しているようで、今にも折れそうな感じがしました。早めに何らかの措置をしなければ、戦争遺構としての価値が無くなってしまいますよね。




「標的跡」を見物して陸地へ戻ると防波堤の内側には、海に向かって開口部のある爆撃訓練の監視所のような古いコンクリート造りの塔のようなものがあります。ここには説明板はありませんでしたが、これも宇佐海軍航空隊の遺構のひとつなんでしょうね?




私が日差しを遮るものが何も無い干潟を延々と歩いて沖合の標的跡を目指している間に、りゅうママは「nicoドーナツ 」でテイクアウトしたモンブランパフェを、エアコンの効いた車内で食べていたそうです(笑)



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