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東椎屋のイチイガシを見物したら、耶馬渓を目指して国道500号をさらに北へと進みます。


しばらくすると国道500号は安心院町の中心部へと入りますが、正面には工事が終わって正式に供用が開始されたラウンドアバウト(環状交差点)が見えてきます。




ラウンドアバウトの手前にはこの様な標識がありますが、大分県内にラウンドアバウトがあるのはここだけなので、どちらの標識もここでしか見ることができない珍しい標識です。




この画像は数か月前にここを通った時のものですが、この時はラウンドアバウトはまだ試験運用中で、標識にも円形の線は描かれてなくて、道路が交差することを表す十字のままでした。




ラウンドアバウトが近づくと路面が盛り上がっていて、スピードが出せないようになっていました。でも〝 この先段差あり〝 の看板を見るとまだ工事中みたいな感じがしますね。




段差を越えた先の路面には〝 とまれ〝 じゃなくて、〝” ゆずれ〝 と書かれていました。一旦停止はしなくてもいいけど、ラウンドアバウトの中をぐるぐる回っている車に道を譲れって意味なんでしょうか?




今回はラウンドアバウトが正式に供用開始されてから初めて訪れたので、色んな方角からラウンドアバウトへ入ってみました。ラウンドアバウトの中央部には 「盆の棚」 と名付けられた、直径8mの円形棚から210本の棒がぶら下がったモニュメントがありました。このモニュメントは安心院町の自然や特産のブドウをモチーフとしているそうです。




いよいよラウンドアバウトに入る直前にはこの様な標識がありました。この標識は一見すると一旦停止の標識のようにも見えますが、一旦停止の標識は逆三角形の縁が白で、中が赤で塗りつぶされて 〝 とまれ〝 と書かれているんですよね。




ラウンドアバウトの中を通行中の車両です。全ての車が同じ方向にぐるぐる廻っている光景はちょっと不思議な感じもしますね。
信号待ちが無くてとても便利なラウンドアバウトですが、大分県内ではまだ認知度が低いので、ここを初めて車で通るドライバーはかなり戸惑うことでしょうね。ちなみに大分県内では2例目となるラウンドアバウトが津久見市で2023年に供用開始となるそうです。

         
 
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