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前記事で関崎海星館のアサギマダラを載せましたが、今回ここを訪れたのは豊後水道を南下する輸送艦くにさき を見るのが本来の目的でした。
 

この日の豊後水道は少し空気が霞んでいましたが、風も無くて四国の佐田岬まで見通せるまずまずの天気でした。これからの季節は空気の澄んだ日が少なくなるので、今日は絶好の撮影日和ですね。
  
  
  

今回は輸送艦 くにさき が豊後水道を通過する時間を船速から予測を立ててここへやって来たので、関崎海星館へ到着した時はちょうど豊後水道の最峡部の豊予海峡(速吸瀬戸)へ差し掛かる直前でした。
 
 
 

画像の左側には輸送艦 くにさき が小さく写っていて、右側に見える陸地は四国の佐田岬です。関崎海星館のある佐賀関半島と佐田岬の間の海峡が、豊後水道で最も狭い豊予海峡(速吸瀬戸)です。
 
 
 

速吸瀬戸へと入って来た輸送艦 くにさき です。その向こうには愛媛県伊方町の三崎港を出港して大分市の佐賀関港へと向かっている国道九四フェリーも見えています。
 
 
 

四国最西端の佐田岬灯台沖を通過するところです。輸送艦くにさき は全通甲板と呼ばれる船首付近から船尾までが見通せる甲板になっているので、見た目は空母のようですね。
 
 
 

輸送艦くにさき の母港の呉基地には基準排水量が くにさきの2倍以上もあって全通飛行甲板を持つ海上自衛隊最大の 『 ヘリ搭載護衛艦 かが 』 も所属していて、豊後水道をよく通過しますが、何故か夜間に通過することが多くてまだ一度も見たことがないんですよね。




輸送艦 くにさき は豊予海峡を通過して豊後水道をさらに南下し、海峡に浮かぶ無人島の高島も通過して行きますが、この先の豊後水道は広い海域になり、臼杵市、津久見市、佐伯市沖を通過して太平洋(日向灘)へと出ます。



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