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この日は大分市の梅の名所として有名な「吉野梅園」へ行きました。


吉野梅園では例年この時季になると梅祭りが開催されていますが、この日は梅まつりが開催される二日前でした。梅園の入口に植えられている梅の木を見ても見頃はまだかなり先のような感じですね。




でも遊歩道沿いに植えられている梅の木を横から眺めてみると、この様にかなり花が咲いている木もありました。




吉野梅園では斜面を中心に豊後梅や臥龍梅など450本の梅の木が植えられていますが、梅園内を眺めてもほとんど花は咲いてなくて、ここでも一部の木だけがたくさんの花を着けていました。この梅の木は品種が違うんでしょうか?




斜面の遊歩道を登ったところにはトイレを兼ねた売店がありますが、ここは梅祭りの期間のみオープンしているので、今はシャッターが閉じていて人の気配もありませんでした。




売店の周囲には見事な姿をした多くの臥龍梅が植えられていますが、まだ蕾が固くて全く花が咲いている様子はありませんでした。




花の咲いた臥龍梅はないかと探していると、売店のすぐ横に枝を大きく広げた臥龍梅が植えられていて、この臥龍梅の枝先を見たらこの木だけには白いものがチラホラと見えました。




近くまで行ってみると小枝にはたくさんの蕾が着いていて、なかにはすでに開花しているものもありました。




これが開花していた臥龍梅の花です。




臥龍梅の幹にはこの様な貼り紙がぶら下げられていて、ここに植えられている臥龍梅は太宰府天満宮から持ち帰ったものだそうなので、菅原道真ゆかりの飛梅の子孫なんですね。




貼り紙に書かれていたしめ縄の張られている臥龍梅がどこにあるのか?と探してみると、少し離れたところに幹が3本に分かれた臥龍梅にしめ縄が張られていました。




そして幹根には臥龍梅原木と書かれた貼り紙がありました。




ようやく咲き始めた臥龍梅の観賞をしたら駐車場へと戻りましたが、駐車場にあるトイレの横には黄色い花が咲いた木が2本ありました。




この木は満月蝋梅(まんげつろうばい)ですが、蝋梅は他の梅よりも一足早く花を咲かせるのですでに枯れ始めていました。
今はまだ咲き始めたばかりの吉野梅園の梅の花ですが、あと一週間もすると見頃を迎えるでしょうね。



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