忍者ブログ
今回は国東方面へ出かけましたが、途中で別府国際観光港に寄って大型クルーズ船の見物をしました。
 

国東半島を目指して国道10号線を北上していると、別府市街地へ入ったらビルのすき間から大きな船が見えてきたので、別府国際観光港へ寄ってみると2隻のタグボートを従えた大型クルーズ船が接岸するところでした。
  

  

この船はホーランド・アメリカ・ラインの8万t級クルーズ船の 『ウエステルダム』 です。岸壁では接岸に備えて旗が立てられていますが、この旗は国際信号旗のN旗といって、いろんな意味に使われますが、この場合は船首をこの位置にして接岸しろという意味だそうです。
 
 
 

船首付近では側面にある扉のようなものが開いてクルーが接岸のための作業をしていました。画像には太い係留ロープに繋がれた細いロープが見えていますが、このロープはヒービングラインといって先端にゴムの重りが付いたもので、このロープをぐるぐる回して岸壁にいる人に投げ渡します。




船尾部分では岸壁の作業員が係留ロープと繋がったヒービングラインをすでに受け取っていて、太い係留ロープを船から引き出しているところでした。




これだけ太い係留ロープになると大人がやっと引っ張るほどの重さになりますが、この係留ロープを数十m先にあるビットやボラードと呼ばれる地面から突き出した太い鉄製の杭のようなものに引っ掛けて船を固定します。




船上では女性クルーが係留作業の監視?をしていました。先日別府国際観光港に寄港した同じクルーズ会社所有のフォーレンダムでも女性クルーが同じような位置で指示を出していました。   過去の記事  をクリックして下さいね。




しばらく接岸作業を眺めていましたが、ようやく岸壁への接岸作業が終わったようです。フォーレンダムは6万tクラスの船なので余裕で岸壁に泊まっていましたが、ウエステルダムは8万t以上の船なので岸壁にギリギリで収まっているって感じでした。




そして船首と船尾にはオランダ国旗の三色旗(トリコロール)がはためいていました。




煙突にはこんな絵が描かれていました。これはファンネルマークといって船舶会社の識別をするためのものです。ホーランド・アメリカ・ラインのファンネルマークはシンプルな船の絵ですが、以前は船の絵の中に白い帆船も描かれていました。ちなみにファンネルとは煙突のことだそうです。


 
 

マストには寄港地の国旗の 『日の丸』 と船舶会社の識別を表すファンネルマークが描かれた旗が掲げられていました。




横から全体を撮影しようとしたら、広い上人ヶ浜公園の端っこまで行かないと全体が写りませんでした。さすがに大きいですね。
 
 
 

船体の真横にはホーランド・アメリカ・ラインと書かれています。この会社はアメリカに本拠を置くクルーズ会社ですが、船の登録をした国(船籍)はオランダになるので、船首と船尾にはオランダ国旗が掲げられています。ちなみに貨物船の事故のニュースでパナマ船籍の船ってよく聞きますが、これもパナマで船籍登録をしただけで船会社自体はパナマにあるわけじゃ無いんですよね。
 
 
 

船上にはネットが張られて、バスケットのゴールボードが見えました。8月に別府国際観光港に寄港した中国のクルーズ船 『スーパースター ヴァーゴ』 は船上にウォータースライダーが設置されていましたが、この船も季節によって色々と施設を変えるんでしょうか? 
 
 
 

ウェステルダムを後ろから眺めた光景です。船尾もほぼ岸壁の端の位置にあります。できれば出港風景も撮りたかったんですが、出港予定は夜の10時とのことだったったので残念ながら諦めました。




ウエステルダムの見物が終わって駐車場へと向かう橋の上を通っていたら橋の下では野良猫でしょうか?2匹の子猫が人目も気にせずに団子状になってじゃれ合って遊んでいました。かわいいですね。 
 別府国際観光港を出発したら、さらに国道10号線を北上して国東半島へ向かい、鬼が一夜で積み上げたとの伝説が残る自然石の石段を登って 『熊野磨崖仏』 へと向かいます。
 
 
 
 
       ランキングに参加しました。ポチっと協力をお願いします。
   
               にほんブログ村 旅行ブログ ペット同伴旅行へ     にほんブログ村 旅行ブログ 車旅(国内ドライブ)へ
              にほんブログ村     にほんブログ村









PR
Comment
Trackback
Comment form
Title
Color & Icon Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字  
Comment
Name
Mail
URL
Password
ブログ内検索
最新CM
[07/20 NONAME]
[07/19 NONAME]
[07/17 NONAME]
P R