今回は佐伯市の鶴見半島へ出かけました。
鶴見半島は何度も訪れているところなので道中は省略しますが、最初に車を停めたのは 『元の間海峡 段々展望所』 です。この日は天気がよくて、いつもは白波が立っている潮流の激しい 元の間海峡がとっても穏やかでした。
そして波の浸食によって大きな穴が開いた 『壇の窓』 もはっきり見えました。
豊後水道から四国方面を眺めたら、手前の岩場には先ノ瀬灯台、その先には水の子島灯台、そしてさらに向こうには四国を望むことができました。
元の間海峡段々展望所を出発したら鶴見半島先端部の鶴御崎へと進んで、鶴御崎灯台の少し手前にある 『鶴御崎パノラマ展望ブリッジ』 に到着です。ここは今年の7月にも訪れましたが、その時は猛暑でとても山道を登れる状況じゃありませんでしたが、ようやく涼しくなったのでこれから数年ぶりにパノラマ展望ブリッジへ登ってみます。
展望台を目指して坂道を登って行くと、途中には遊歩道を遮るような倒木が数か所にありました。台風の影響なんでしょうか?それにしても展望台へと続くこの遊歩道はあまり整備されていない感じですね。
遊歩道は急坂でしたが、10分も歩くと展望台まであと一息のところまで来ました。左に見えている階段を登ったらもうパノラマ展望ブリッジです。そしてここにはこんな案内板がありました。ここは豊後水道の入口に面した海上交通の要衝なので太平洋戦争中には砲台などの軍事施設がありました。
案内板のすぐ横には落ち葉や倒木に埋もれたような状態のコンクリートの基礎部分だけが残っていました。兵舎の跡でしょうか?
最後の急な階段を登ったら鶴御崎パノラマ展望ブリッジに到着です。
ここは展望ブリッジの名前でも分かるように展望台への登り口が二か所あって、両方の登り口がブリッジ(橋)で繋がった細長い展望台になっています。
そしてここは鶴見半島で最も見晴らしのいい位置にあるので、360度の大パノラマを望むことができる絶景スポットです。画像に写っているリアス式海岸の景色は先日イセエビ料理を食べに訪れた蒲江町方面です。
そして北側の大分市から四国方面を眺めたら青い海と青い空、そして積乱雲が一体化したような見事な景色が見えました。
四国方面を望遠で撮影したら、豊後水道の真ん中にある孤島に建つ 『水の子島灯台』 がこんなにはっきりと見えました。水の子島灯台の向こうに見ている陸地は四国です。
そして東側を眺めたら九州本土最東端の鶴見半島先端部にある鶴御崎灯台が遥か下に見えました。そしてその先にはどこまでも果てしなく続く太平洋を望むことができます。
鶴御崎灯台を望遠で撮影しました。ここへはりゅう君と何度も訪れていますが、実際の九州本土最東端の碑はこの灯台よりもまだ先にあります。
パノラマ展望ブリッジの下には円形をしたコンクリート製の古い建造物があります。これは太平洋戦争中に豊後水道を通過する敵艦船の方位を測定する目的で造られた観測所跡です。
でも戦後70年以上が経ち、頑丈なコンクリート造りの建造物でも風雨などの影響で腐食が進んで一部が崩落していました。
展望ブリッジの上から眺めると天井部分にも大きな穴が開いていました。このまま朽ち果てていくんでしょうか?貴重な戦争遺産なので後世に残すためにも修復保存をしてもらいたいですね。
観測所跡に入ってみました。中央にあるコンクリート柱には方位が書かれていて、ここから敵艦船の距離や方位を近くにある鶴御崎砲台へ連絡するようになっていたそうです。
以前撮影した鶴御崎灯台から眺めたパノラマ展望ブリッジです。展望ブリッジの少し右寄りのところに観測所跡がわずかに見えていますが、今は雑草や樹木に覆われて鶴御崎灯台から観測所跡は見えないんですよね。
鶴御崎パノラマ展望ブリッジからの絶景を満喫して遊歩道を下っていると、アサギマダラが木の枝に留まって休んでいました。羽をよく見たら端っこがボロボロになっていましたが、長い渡りの途中で台風にでも遭ったんでしょうか?
この画像は7年前にりゅう君とここを訪れた時のものです。この頃はまだ鶴御崎パノラマ展望ブリッジもよく整備されていましたが、今回訪れたら遊歩道は倒木で遮られていたり、展望台の周囲は雑草が伸び放題だったりとちょっと残念でした。これだけ見事な360度の展望が望めるところなので是非整備をしてもらいたいものですね。
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鶴見半島は何度も訪れているところなので道中は省略しますが、最初に車を停めたのは 『元の間海峡 段々展望所』 です。この日は天気がよくて、いつもは白波が立っている潮流の激しい 元の間海峡がとっても穏やかでした。
そして波の浸食によって大きな穴が開いた 『壇の窓』 もはっきり見えました。
豊後水道から四国方面を眺めたら、手前の岩場には先ノ瀬灯台、その先には水の子島灯台、そしてさらに向こうには四国を望むことができました。
元の間海峡段々展望所を出発したら鶴見半島先端部の鶴御崎へと進んで、鶴御崎灯台の少し手前にある 『鶴御崎パノラマ展望ブリッジ』 に到着です。ここは今年の7月にも訪れましたが、その時は猛暑でとても山道を登れる状況じゃありませんでしたが、ようやく涼しくなったのでこれから数年ぶりにパノラマ展望ブリッジへ登ってみます。
展望台を目指して坂道を登って行くと、途中には遊歩道を遮るような倒木が数か所にありました。台風の影響なんでしょうか?それにしても展望台へと続くこの遊歩道はあまり整備されていない感じですね。
遊歩道は急坂でしたが、10分も歩くと展望台まであと一息のところまで来ました。左に見えている階段を登ったらもうパノラマ展望ブリッジです。そしてここにはこんな案内板がありました。ここは豊後水道の入口に面した海上交通の要衝なので太平洋戦争中には砲台などの軍事施設がありました。
案内板のすぐ横には落ち葉や倒木に埋もれたような状態のコンクリートの基礎部分だけが残っていました。兵舎の跡でしょうか?
最後の急な階段を登ったら鶴御崎パノラマ展望ブリッジに到着です。
ここは展望ブリッジの名前でも分かるように展望台への登り口が二か所あって、両方の登り口がブリッジ(橋)で繋がった細長い展望台になっています。
そしてここは鶴見半島で最も見晴らしのいい位置にあるので、360度の大パノラマを望むことができる絶景スポットです。画像に写っているリアス式海岸の景色は先日イセエビ料理を食べに訪れた蒲江町方面です。
そして北側の大分市から四国方面を眺めたら青い海と青い空、そして積乱雲が一体化したような見事な景色が見えました。
四国方面を望遠で撮影したら、豊後水道の真ん中にある孤島に建つ 『水の子島灯台』 がこんなにはっきりと見えました。水の子島灯台の向こうに見ている陸地は四国です。
そして東側を眺めたら九州本土最東端の鶴見半島先端部にある鶴御崎灯台が遥か下に見えました。そしてその先にはどこまでも果てしなく続く太平洋を望むことができます。
鶴御崎灯台を望遠で撮影しました。ここへはりゅう君と何度も訪れていますが、実際の九州本土最東端の碑はこの灯台よりもまだ先にあります。
パノラマ展望ブリッジの下には円形をしたコンクリート製の古い建造物があります。これは太平洋戦争中に豊後水道を通過する敵艦船の方位を測定する目的で造られた観測所跡です。
でも戦後70年以上が経ち、頑丈なコンクリート造りの建造物でも風雨などの影響で腐食が進んで一部が崩落していました。
展望ブリッジの上から眺めると天井部分にも大きな穴が開いていました。このまま朽ち果てていくんでしょうか?貴重な戦争遺産なので後世に残すためにも修復保存をしてもらいたいですね。
観測所跡に入ってみました。中央にあるコンクリート柱には方位が書かれていて、ここから敵艦船の距離や方位を近くにある鶴御崎砲台へ連絡するようになっていたそうです。
以前撮影した鶴御崎灯台から眺めたパノラマ展望ブリッジです。展望ブリッジの少し右寄りのところに観測所跡がわずかに見えていますが、今は雑草や樹木に覆われて鶴御崎灯台から観測所跡は見えないんですよね。
鶴御崎パノラマ展望ブリッジからの絶景を満喫して遊歩道を下っていると、アサギマダラが木の枝に留まって休んでいました。羽をよく見たら端っこがボロボロになっていましたが、長い渡りの途中で台風にでも遭ったんでしょうか?
この画像は7年前にりゅう君とここを訪れた時のものです。この頃はまだ鶴御崎パノラマ展望ブリッジもよく整備されていましたが、今回訪れたら遊歩道は倒木で遮られていたり、展望台の周囲は雑草が伸び放題だったりとちょっと残念でした。これだけ見事な360度の展望が望めるところなので是非整備をしてもらいたいものですね。
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