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道の駅 原尻の滝を出発したら祖母山方面へ向かって山の中を進みます。


次の目的地は阿蘇山の大火砕流の痕跡が残る 『 滞迫峡(たいざこきょう) 』 です。ここへは県道7号線(緒方 高千穂線) を高千穂方面へ向かって走ります。県道7号線は祖母・傾山系を越えて高千穂へと至る道路で、かつては尾平越えの峠道は地図上に  ゛ 初心者注意 ゛ と書かれていたほどの険しい道でした。




しばらく山の中のくねくね道を進んで行くと突然大きな橋が見えてきます。この橋は祖母・傾山系を源流とする奥岳川(奥獄川)に架かる奥獄橋です。県道7号線はこの橋を渡らずに右へと進みますが、この橋を渡った先には日本一、二位の大きさ径間を持つ石橋の 『 轟橋、出会橋 』 があります。




道路脇に車を停めて橋の上から奥岳川の下流側を眺めると、垂直に切り立った柱状節理の岩壁が見えました。ここが目的地の 『 滞迫峡 』 です。




上流側を眺めたら遥か下には広い駐車場が見えたので、これからこの駐車場へと向かいます。滞迫峡は人家も無いような山奥にありますが、冷たい清流が流れる川は、夏には大勢の水遊びの人たちで賑わうそうなので駐車場が整備されているんでしょうね。




県道7号線へ戻って滞迫峡入口と書かれた標識に従って左折すると、道路は一車線の先が見通せない狭い道になります。駐車場まではわずか数百mほどですが、対向車が来たらどうしようかとヒヤヒヤでした(笑)




幸いにも対向車にも出会わずに滞迫峡の駐車場に無事到着です。駐車場からは奥獄橋が頭上に見えています。ここにはトイレや管理棟のような建物もありました。




滞迫峡の説明板です。ここには9万年前の阿蘇山の大噴火による火砕流の痕跡のほかにも、1400万年も前の祖母山の噴火によって形成された岩壁もあるそうです。祖母山も遥か昔は火山だったんですね。




さっそく河原へと降りてみましたが、下から眺める柱状節理の岩壁は迫力がありますね。奥獄橋の上から見えていた大岩壁は画像の奥のほうにわずかに見えていますが、水の中を歩かないと行けそうになかったので近づいて眺めることはできませんでした。




上流側にも柱状節理の岩壁が続き、その前の浅瀬には透き通ったきれいな水が流れていて、今では九州屈指の清流として知られている奥岳川ですが、かつてはこの上流にあった尾平鉱山(おびらこうざん)からの鉱毒によって流域に被害が出た時期もあって、今でも坑排水の処理が続けられているそうです。


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