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東洋のナイアガラと呼ばれる原尻の滝の上流には、川の中にポツンと建つちょっと不思議な感じの鳥居があります。


原尻の滝はこれまでに何度も訪れていますが、いつもはあまり気にしたことも無いこの鳥居の近くにあると思われる神社をこれから探してみます。




神社はどこにあるんだろうか?と滝の周囲を見回していたら、滝の上を走る車道の先に道路を跨ぐようにして別の鳥居が見えました。鳥居の先は樹木がうっそうと茂った森のようになっていたので、この先に神社があるようです。




この鳥居を目指して滝の上流にある車道を歩いて行くと、道路を跨ぐように建っていた大きな鳥居の扁額には 『 二ノ宮八幡宮 』 と刻まれていて、その先で道路はT字路になり正面には太鼓橋と二つの鳥居がありました。




鳥居を潜って先へ進むと急な石段の先には重厚な感じの神門が見えました。




神門を潜ったらすぐに拝殿があるのか思ったら、さらに急な石段があってその先に拝殿がありました。




ふたつの急な石段を登った先にある二ノ宮八幡宮の拝殿と本殿です。緒方町には緒方三社といわれる一の宮社、二の宮社、三の宮社があるそうですが、いずれの神社もかつてこの地を治めていた豪族の緒方惟栄(おがたこれよし)が平安時代に建立したといわれています。




二ノ宮八幡宮の本殿の横には急な坂道があって、一の宮八幡宮まで80m、徒歩3分と書かれた看板があったのでここを登ってみます。




枯葉が積もって滑りやすいコンクリートの急坂を、汗びっしょりになりながら登った先にあった一の宮八幡宮の拝殿です。




一の宮八幡宮の狛犬はとってもユニークな顔をしていてカエルのようにも見えますね(笑)
緒方三社は緒方惟栄が矢を射て落ちたところに神社を建立したという伝説がありますが、矢を放ったところは元宮という神社もあるそうですから、今回は行かなかった三の宮八幡宮と元宮にも機会があれば行ってみたいですね。



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