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全国的にコロナの感染者が減少傾向に無くて、人出の多い観光地へは出かけられないので、今回も人と出会う機会の少ないところを選んで豊後大野市へ出かけました。
   

お家を出発して中九州横断道路の大野ICで高速を降りたら、旧国道57号線を大分市方面へ少しだけ戻り、県道41号線へと左折して山の中へ入って行くと、前方に今回の目的地の 「 師田原(しだはら)ダム 」 の緑に覆われた堰堤が見えてきます。




県道41号線をさらに進むと、師田原ダムの堰堤が目の前に見えてきます。ここから眺めると堰堤の上部だけはきれいに草刈りをしているようですが、これだけ緑(雑草?)に覆われたダムって珍しいですよね。




師田原ダムの堰堤から眺めたダム湖です。この時はダム湖の水位がかなり下がっていましたが、広大な面積のダム湖ですね。
 
 
 

堰堤の内側部分です。堰堤の上半分は緑の草に覆われていますが、水位が下がって現れた下のほうは石積みが見えています。このダムは大分市の 「 ななせダム 」 と同じで、岩石などを積み上げて造ったロックフィルダムなんですね。そして正面奥に堤防のように見えているのが洪水吐で、この高さを越えた水が下流へと流れるようになっています。
 
 
 

堰堤の上の道路を走って先へ行くと、ダム湖に突き出すようにして東屋がありました。一般的なダム湖は上から眺めるだけで湖畔まで行けないところも多いですが、この東屋の先は階段状になっていて湖面を触れることもできます。
 
 
 

東屋からダム湖の奥のほうを見たら立派な吊橋もありました。吊り橋までは行きませんでしたが、ダムを廻る遊歩道があるんでしょうね?




水位が下がったダム湖の浅瀬には30cm近くありそうな大きな魚がたくさんいました。上から眺めたら細長い魚体に見えますが、体側の模様を見ると外来種のブラックバスのようでした。
  
 
    

ここは大野川の源流のひとつにもなっているようです。師田原ダムは初めて訪れるところですが、ダム湖の周囲には桜の木も多く植えられていて、緑の木陰も多いところなので、コロナが収束したら花見にも出かけてみたいですね。

  
 
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