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ホテルをチェックアウトして佐伯市を出発したら、海岸沿いの国道217号を走って臼杵市へと向かいました。


臼杵市へ到着したら総合観光案内所の「臼杵市観光交流プラザ」に車を停めましたが、何気に臼杵城跡を眺めたら見事に黄葉した大イチョウが見えたので、ランチまでの時間調整を兼ねて臼杵城跡へ向かうことにします。




臼杵城跡はこのブログでも何度か載せていますが、かつては丹生島(にゅうじま)城と言って、海に浮かぶ小島にキリシタン大名の大友宗麟によって築かれたお城だったそうです。




小さなお堀には水鳥が羽を休めていましたが、この光景を眺めていたら、ふと前日に訪れた延岡城跡にはお堀が無かったような気がしてとても気になってきました。




これから大手門を潜って大イチョウの観賞です。




この黄葉した大イチョウが車を停めた「臼杵市観光交流プラザ」からも見えていたイチョウの木です。イチョウの下には車も見えていますが、大きくて立派なイチョウの木ですね。




でもすぐ近くにはもっと大きなイチョウの木があって、隣に植えられている樅の木?と高さを競うように枝を広げていました。これまでに何度も訪れている臼杵城跡ですが、イチョウが黄葉するこの時季に訪れるのは初めてなので、これほど大きなイチョウの木があったなんて全く気付きませんでした。




真っ赤な燃えるような紅葉もきれいですが、温暖な九州では寒い地方のような鮮やかな紅葉はあまり見れないので、私個人的にはこの鮮やかに黄葉したイチョウの木の方がボリューム感もあって好きなんですよね。




城内をさらに奥へ歩いて行くと、紅葉したもみじもありました。青空と緑の樹木と紅葉したモミジのコントラストがきれいでしたが、やっぱりイチョウの黄葉のほうが鮮やかで私は好きですね(笑)




臼杵城跡の端まで行くと、グルグルとループしてとぐろを巻いたような不思議な形の歩道?が見えてきます。これは「洲崎避難ループ橋」といって、南海トラフ地震による津波から臼杵城跡の高台へ非難するためのものです。ここはすぐ先が海になっていて、沖にはおにぎり島とも呼ばれる「津久見島」も見えています。
ちなみに「津久見島」は臼杵市にありますが、お隣の津久見市とは全く関係が無くて、臼杵城からこの島と月を望む景色が素晴らしかったことから「月見島」と呼ばれたものが変化したそうです。


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