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板知屋地区の厳島神社でユニークな狛犬を見たら、来た道を戻って臼杵港へ寄りました。
 

厳島神社で狛犬の見物に時間を取られて、臼杵港に着いた時には巡視船はすでに入港していました。この船は500t 型巡視船と呼ばれる船種の船で、実際の総トン数が650t ある2017年末に就役したばかりの中型巡視船 「 PM ‐54 いよ 」 です。中型巡視船は河川や島の名前から命名されますが、この船は愛媛県の重信川(旧名:伊予川)に由来しているそうです。
 
 
 

臼杵港に到着して車から降りるのとほぼ同時に巡視船は錨を降ろしました。この画像は車から降りてカメラのSWを入れた瞬間に撮影したものです。
 
 
 

錨を降ろした巡視船はこれから接岸作業です。船首では係留ロープと繋がったヒービングラインを岸壁に投げるところですが、巡視船は岸壁に最大限近づいているので、今にも岸壁に衝突しそうな感じですね。




これだけ岸壁に近づいて投げたヒービングラインですが、ロープが絡まっていたのか?岸壁に落ちた先端部は跳ね返って海中に落ちてしまいました。ヒービングラインのキャッチに失敗した決定的瞬間ですね(笑)




巡視船の後部へ廻ってみると、激しい勢いで海水が噴き出していました。この船にはスクリューが無くて、水上バイクなどのように海水を勢いよく噴き出して推力を得る、ウォータージェット推進なんですよね。




ようやく係留作業が終わって接岸した巡視船 「 PM ‐ 54 いよ 」 です。




巡視船は護衛艦のような強力な兵器は搭載していませんが、それでも船首部分には目標を自動追尾できる6砲身の20mmバルカン砲を搭載しています。そして画像の右端には遠隔操作の放水砲も見えています。
 
 
 

船尾側には大きな船外機を2基搭載した複合型ゴムボートを2隻積んでいました。これは警備体制を強化して、海保の機動隊といわれる特別警備隊を乗船させた大型巡視船と同じだそうです。




この巡視船は 「 かとり型巡視船 」 といって全部で8隻建造されていますが、すべてスクリューの無いウオータージェット推進器2基を搭載していて、海上自衛隊のミサイル艇にそっくりですね。そして船尾には「 いよ 」 と 「 東京 」の文字が見えていますが、この巡視船は第6管区海上保安本部 松山海上保安部(愛媛県松山市)に所属する中型巡視船です。    
 
  
 
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