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今回は大分県南方面へ出かけました。


大分県の南部へは国道10号線を通って行きましたが、臼杵市野津町の中心部へ入る手前まで来たら国道沿いに 『磨崖クルス』 の看板が見えてきます。




看板の立っていたところは広い空き地になっていましたが、ここは建物を取り壊した跡地なのか?地面には建物の基礎のようなコンクリートがむき出しの状態になっていました。とりあえずここに車を停めましたが、『磨崖クルス』 はいったいどこにあるんでしょうね?




空き地の奥の斜面を見たら階段があって、その先には案内板らしきものと大きな岩がありました。ここが磨崖クルスのようですが、右側には民家があって、ここも民家の庭続きのような感じだったので個人が所有する土地なんでしょうね?




階段を登って大岩の前まで行ったら、丸い円の中に十字架(クルス)が刻まれていました。大岩の表面にクルスが磨崖仏のように浮き彫りで刻まれているので 『磨崖クルス』 と呼ばれているんでしょうね。




クルスの部分をアップで撮影しました。一般的な磨崖仏は風雨にさらされて表面が劣化しているものが多いですが、この磨崖クルスは劣化もせずに鮮明にその形が残っていました。




横に立てられていた説明板によると、昭和の初期に発見されるまで磨崖クルスが彫り込まれた面は地面に伏せられていたと書かれていました。この地に住んでいた隠れキリシタンが弾圧を逃れるためにクルスが見えないようにしていたんでしょうか?以前訪れた佐伯市宇目町の 『 るいさの墓 』 とよく似ていますね。でもそのために風化を免れて現在まで鮮明に残ったんでしょうね。




大岩の上には2か所の穴が開いていましたが、これは磨崖クルスが刻まれた時代のものなのか?あるいは大岩を起こすときに掘られた穴なのなのかも不明なんですよね。
ここを出発したら国道10号線をさらに南下して佐伯市へと向かいます。
 
 

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