食事が終わって道の駅を出発したら再び国道１０号線へ出ます。
行きと同じルートを戻るので国道１０号線から国道３２６号線を通り、全長約１６００ｍの桑の原トンネルが見えてきたら大分県に入ります。県境は山の稜線や河川となっているところが多いので、普通に考えたらこのトンネルの真ん中あたりが県境と思いますが、ここではこのトンネルのわずかに宮崎県寄りが県境です。珍しいですね。
桑の原トンネルを抜けて北川ダムを右に見ながら通過すると唄げんか大橋が見えてきます。この橋を渡った先には道の駅・宇目がありますが、ここへは寄らずにそのまま先へと進みます。
道の駅・宇目を通り過ぎてしばらくすると交差点に出るので、ここを右折して大分県道３９号線を進みます。県道３９号線をこのまま直進すると国道１０号線経由で佐伯市街へと行けますが、県道５３号線を通っても小半（おながら）鍾乳洞や本匠の大水車などを経由して佐伯市街へと行けます。このルートはりゅう君と何度も訪れているので 過去の記事１ 、過去の記事２ をクリックして下さいね。
本匠、佐伯市街への分かれ道を県道３９号線へと直進したら、すぐにこんな標識が見えてきます。標識のいちばん上に書かれているのが、この日最後の目的地でキリシタン墓の 『るいさの墓』 です。
標識に従って進むと道路沿いに 『重岡キリシタン墓』 の看板が見えてきました。重岡といえば先日、国道１０号線経由で宮崎県から帰る時に寄ったJR日豊本線の重岡駅は停車電車がほとんど無い秘境駅でした。過去の記事 もクリックして下さいね。そして画像はありませんが、ここへ来る途中には野生の鹿も見ました。この辺りはまさに秘境ですねぇ～（笑）
ここには駐車場はありませんが、道路沿いに空き地に車を停めたらさっそく山道を歩いて るいさの墓を目指します。最初は狭いながらも明るい山道でしたが・・・
しばらくしたら杉林の中を通る道になって、太陽の光もあまり届かずに辺りは薄暗い不気味な雰囲気が漂ってきました。でもこの杉林のすぐ近くには広い車道が通っていて民家も何軒かあります。
管理が行き届いた杉林に囲まれた中に雨除けの屋根に覆われて、きれいな花が供えられた 『るいさの墓』 が見えてきました。
るいさの墓は凝灰岩で出来た長さが１８０ｃｍ、幅は８６ｃｍもある県下最大の大きさを誇る立派なキリシタン墓で、江戸時代のキリシタン弾圧を逃れるためか？地中深くに埋められていたものを近年になって発掘したそうです。
そして正面の地上から立ち上がっている部分の泥を落としたら 『るいさ（ルイザ）』 と洗礼名が刻まれていました。その左右にはこの画像では分かりませんが「元和五年」 と 「五月廿二日」と刻まれているそうです。元和（げんな）は江戸幕府が開かれてからの１０年間ほどの期間ですが、禁教令が出てキリシタン弾圧が激しかった時代なんですよね。
るいさの墓の説明板です。この墓は長崎県下にあるキリシタン墓碑の多くをはるかにしのぐ大きさであることや、画像に写っていない部分には るいさ（ルイザ）は竹田出身の女性でこの地に嫁いで亡くなったことなどが書かれていました。
これは大分銘菓で大分県民に親しまれてる ざびえる本舗 の 『瑠異沙』 と右の箱は瑠異沙と並ぶヒット商品で、大分の地でキリスト教の布教を行ったフランシスコ・ザビエルをイメージした 『南蛮菓・ざびえる』です。
るいさの文字がよく見るように画像処理をしましたが、パッケージは薄紫色で中央にキリシタン少女の ゛るいさ ゛ をイメージさせる着物姿でベールとロザリオを身にまとった少女が描かれています。
箱を開けると中には外箱と同じように薄紫色のきれいな紙に包まれた大分銘菓の 『瑠異沙』 が入っています。これはいちばん小さい６個入りですが、３６個入りやザビエルとの詰め合わせもあります。
箱の中には二つ折りになった冊子も入っていて、スミレの花と洗礼名のLuisa（ルイザ）の文字が描かれていました。
冊子の裏側にはこの様な詩も書かれていました。 ゛るいさ ゛ がどんな女性だったかを連想させるような素敵な詩ですね。
瑠異沙を箱から取り出しました。ひとつひとつが丁寧に包装された和菓子のような外観の上品なお菓子ですね。
紙袋から取り出すとアルミホイールに包まれた瑠異沙が出てきました。瑠異沙はバイオレットリキュールで香り付けをしているので、香りが逃げないようにアルミホイールに包んで焼き上げているんでしょうか？
瑠異沙にナイフを入れたら中にはバイオレットリキュールで薄紫色になった餡が入っていました。『瑠異沙』 や 『ざびえる』 は大分のお土産として定番のお菓子ですが、贈答用に買っても食べることはほとんど無いので久しぶりに美味しくいただきました。
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行きと同じルートを戻るので国道１０号線から国道３２６号線を通り、全長約１６００ｍの桑の原トンネルが見えてきたら大分県に入ります。県境は山の稜線や河川となっているところが多いので、普通に考えたらこのトンネルの真ん中あたりが県境と思いますが、ここではこのトンネルのわずかに宮崎県寄りが県境です。珍しいですね。
桑の原トンネルを抜けて北川ダムを右に見ながら通過すると唄げんか大橋が見えてきます。この橋を渡った先には道の駅・宇目がありますが、ここへは寄らずにそのまま先へと進みます。
道の駅・宇目を通り過ぎてしばらくすると交差点に出るので、ここを右折して大分県道３９号線を進みます。県道３９号線をこのまま直進すると国道１０号線経由で佐伯市街へと行けますが、県道５３号線を通っても小半（おながら）鍾乳洞や本匠の大水車などを経由して佐伯市街へと行けます。このルートはりゅう君と何度も訪れているので 過去の記事１ 、過去の記事２ をクリックして下さいね。
本匠、佐伯市街への分かれ道を県道３９号線へと直進したら、すぐにこんな標識が見えてきます。標識のいちばん上に書かれているのが、この日最後の目的地でキリシタン墓の 『るいさの墓』 です。
標識に従って進むと道路沿いに 『重岡キリシタン墓』 の看板が見えてきました。重岡といえば先日、国道１０号線経由で宮崎県から帰る時に寄ったJR日豊本線の重岡駅は停車電車がほとんど無い秘境駅でした。過去の記事 もクリックして下さいね。そして画像はありませんが、ここへ来る途中には野生の鹿も見ました。この辺りはまさに秘境ですねぇ～（笑）
ここには駐車場はありませんが、道路沿いに空き地に車を停めたらさっそく山道を歩いて るいさの墓を目指します。最初は狭いながらも明るい山道でしたが・・・
しばらくしたら杉林の中を通る道になって、太陽の光もあまり届かずに辺りは薄暗い不気味な雰囲気が漂ってきました。でもこの杉林のすぐ近くには広い車道が通っていて民家も何軒かあります。
管理が行き届いた杉林に囲まれた中に雨除けの屋根に覆われて、きれいな花が供えられた 『るいさの墓』 が見えてきました。
るいさの墓は凝灰岩で出来た長さが１８０ｃｍ、幅は８６ｃｍもある県下最大の大きさを誇る立派なキリシタン墓で、江戸時代のキリシタン弾圧を逃れるためか？地中深くに埋められていたものを近年になって発掘したそうです。
そして正面の地上から立ち上がっている部分の泥を落としたら 『るいさ（ルイザ）』 と洗礼名が刻まれていました。その左右にはこの画像では分かりませんが「元和五年」 と 「五月廿二日」と刻まれているそうです。元和（げんな）は江戸幕府が開かれてからの１０年間ほどの期間ですが、禁教令が出てキリシタン弾圧が激しかった時代なんですよね。
るいさの墓の説明板です。この墓は長崎県下にあるキリシタン墓碑の多くをはるかにしのぐ大きさであることや、画像に写っていない部分には るいさ（ルイザ）は竹田出身の女性でこの地に嫁いで亡くなったことなどが書かれていました。
これは大分銘菓で大分県民に親しまれてる ざびえる本舗 の 『瑠異沙』 と右の箱は瑠異沙と並ぶヒット商品で、大分の地でキリスト教の布教を行ったフランシスコ・ザビエルをイメージした 『南蛮菓・ざびえる』です。
るいさの文字がよく見るように画像処理をしましたが、パッケージは薄紫色で中央にキリシタン少女の ゛るいさ ゛ をイメージさせる着物姿でベールとロザリオを身にまとった少女が描かれています。
箱を開けると中には外箱と同じように薄紫色のきれいな紙に包まれた大分銘菓の 『瑠異沙』 が入っています。これはいちばん小さい６個入りですが、３６個入りやザビエルとの詰め合わせもあります。
箱の中には二つ折りになった冊子も入っていて、スミレの花と洗礼名のLuisa（ルイザ）の文字が描かれていました。
冊子の裏側にはこの様な詩も書かれていました。 ゛るいさ ゛ がどんな女性だったかを連想させるような素敵な詩ですね。
瑠異沙を箱から取り出しました。ひとつひとつが丁寧に包装された和菓子のような外観の上品なお菓子ですね。
紙袋から取り出すとアルミホイールに包まれた瑠異沙が出てきました。瑠異沙はバイオレットリキュールで香り付けをしているので、香りが逃げないようにアルミホイールに包んで焼き上げているんでしょうか？
瑠異沙にナイフを入れたら中にはバイオレットリキュールで薄紫色になった餡が入っていました。『瑠異沙』 や 『ざびえる』 は大分のお土産として定番のお菓子ですが、贈答用に買っても食べることはほとんど無いので久しぶりに美味しくいただきました。
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