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県道412号は「とりめし こむた」を通り過ぎるとすぐに豊後大野市へ入り、長湯、朝地、久住方面へと分かれる交差点に出ますが、今回は県道412号を久住方面へと真っ直ぐに進みます。


県道412号をしばらく進むと県道30号との交差点に出るので、ここを左折して久住町の中心部へ向かって県道30号を進みますが、途中にはこの様な標識があります。「老野湧水」は一時期原因不明で湧水が枯渇していたことなどもあって十数年も訪れていないので、久しぶりに老野湧水へ寄ってみます。老野湧水へはこのすぐ先にある道を左折しても行けますが、今回はこの標識の立っているところから狭い道へ入ります。




ちょっと狭い道を3kmほど進むと道はT字路になって、真っ直ぐに進めば再び県道30号へ、左折するとヤマメ料理のお食事処の「竹田エノハ」を経由して国道442号へ出ますが、目的地の「老野湧水」はこの右側にあります。




ここが「老野湧水」です。老野湧水は環境省が選定した名水百選の「竹田湧水群」のひとつで、久住山の伏流水が妙見神社の下から湧き出しています。ここは道路を挟んだ反対側に広い駐車場もあります。




ここが老野湧水の水汲み場です。一般的な名水汲み場では蛇口や塩ビパイプから出る湧水を容器に入れるところが多いですが、ここでは堰を越えて流れ出る湧水を直接容器に入れるようです。




妙見神社の裏手から湧き出した水は、神社の横を通って水汲み場へと流れていますが、水路のようなところには水草が群生しているので、堰の上流の水は緑色のようにも見えますが、堰を越えた先では全く違う色に変わって同じ水とは思えないような感じです。




老野湧水が流れる妙見神社横の水路です。底にはびっしりと水草が生えていて透明度抜群のきれいな水でした。でも「水清ければ魚住まず」のことわざじゃないですが、水草がこれだけ繁茂しているのに小魚一匹いませんでした。




そして水路のいちばん奥は小さな洞穴のようになっていて、ここから久住山の伏流水が勢いよく湧き出していました。




老野湧水からT字路を国道442号方面へ100mほど下ると「老野の滝」があります。ここには数台ほどの車が停められる駐車スペースもありますが、「老野の滝」は道路沿いにあるので老野湧水に車を停めたままで、車道を歩いて向かってもすぐのところです。




「老野の滝」は小さな滝で落差もあまりありませんが、苔むした岩の間を幾筋にも分かれて緩やかに流れ落ちる様子はとても涼しげで、豪快に滝壺へ流れ落ちる滝とは違ってとても優雅で美しい滝です。




この画像は妙見神社の境内にあった案内板の一部ですが、老野湧水の周辺にはいくつもの湧水があるようなので、もう少し涼しくなったら「竹田エノハ」でやまめ料理を食べてから、散策がてらに湧水巡りをするのもいいかもしれませんね。



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