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10日ほど前の記事になりますが、航空自衛隊の築城基地へ戦闘機の見物へ出かけました。


戦闘機の見物スポットとして有名な国道10号線沿いの松原展望台広場へ到着すると、展望台の上にはすでに多くの人が集まって、F2戦闘機の着陸の様子を見物していました。




狭い展望台の上には大勢の見物人がいるので、あまり人のいない滑走路脇のいつもの撮影スポットへと移動して、F2戦闘機の離着陸の光景を撮影していたら、築城基地には所属していない戦闘機が着陸態勢でやって来ました。




この戦闘機は岐阜基地に所属するF4EJファントムⅡです。 ファントムはベトナム戦争でも活躍したとっても古い戦闘機で、航空自衛隊でも順次退役していて、戦闘機部隊としては茨城県百里基地に一個飛行隊と、岐阜基地の飛行開発実験団に現役機があるだけです。




機首部分には301と書かれた機体番号が見えましたが、このファントムは1971年から導入が始まったファントムの一番最初の機体なんですよね。ファントムは日本でライセンス生産が行われた戦闘機ですが、この初号機はアメリカから直接輸入された改修の行われていない機体です。




航空自衛隊のファントムは来年には全機が退役するといわれていて、この初号機は機体年齢50歳で、人間で言えば百歳以上?の老体なので、もうこの元気な姿を見ることは二度と無いでしょうね。




初めてで最後となる?ファントムⅡ初号機を見れて感動しましたが、滑走路へはその後も次々と飛行機がやって来ます。この機体は静岡県浜松基地所属の第31教育飛行隊のT4中等練習機です。垂直尾翼に描かれた黒と黄のチェック帯に青のストライプの部隊マークが特徴的ですね。




この戦闘機はこのブログで何度も紹介している、築城基地の第6飛行隊所属のF2A戦闘機です。




こちらは同じく第6飛行隊に所属する操縦訓練等に使用されるF2B戦闘機です。
築城基地で戦闘機の見物をした時には、必ず築上町物産館のメタセの杜へ寄って買い物などをしますが、ここはいつ訪れても大勢の人で賑わっているので、今回はパスしてそのまま帰途につきます。
       
 
    
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