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松合土蔵白壁群を出発したら、宇土半島先端部の宇城市三角(みすみ)町へと向かいます。
 

松合土蔵白壁群からは国道266号線を十数kmほど走ると、宇土半島先端部の三角町に到着します。三角町には明治20年に開港した日本最古の近代的港湾といわれる西港と、ちょっと遅れて開港した東港があります。今回寄ったのは三角東港です。


 

三角町からは天草五橋 一号橋の 『 天門橋(てんもんきょう) 』 や、新一号橋の 『 天城橋(てんじょうきょう) 』 を渡ればすぐに天草諸島なので、三角東港からも天草諸島の島並が目の前に見えます。  
 



三角東港に車を停めて最初に寄ったのは、三角町物産館の 『 ラ・ガール 』 です。




物産館のすぐ横には巨大な巻貝のような形をした、海のピラミッドと呼ばれる不思議な形をした建物があります。元々は三角港フェリーターミナルの待合室を兼ねた展望台として造られたものです。建物頂上部の展望台へは内部及び外部に造られた螺旋状のスロープを歩いて登れます。
 



この画像はりゅう君と訪れた時のものですが、この時は外の螺旋状のスロープをりゅう君と一緒に歩いて頂上まで登りました。
 
  
  

そして海のピラミッドの前には、国道266号線を挟んでJR三角線(あまくさ みすみ線)の三角駅があります。ここは普通電車が一時間に一本程度しか停車しない小さな駅ですが、観光列車の 『 特急 A列車で行こう 』 が停車する駅なので、一度は乗ってみたいんですよね。




三角東港は三角西港の開港から12年遅れて、鉄道の開通に合わせて誕生した港ですが、現在では港湾機能はすべてこちらに移って、西港は港としての役目を終えて、世界遺産としてかつての姿を残しています。
 
  
 

海のピラミッドを眺めていたら、急激に雨雲が広がり始めて、この後土砂降りの雨となったので、明治時代の石積み埠頭や古い建物が残る、三角西港の見物は諦めて帰途につきました。



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