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「アメヤ(AmeYa)カフェ」を出発したら県道28号から県道206号を進んで、熊本空港の横を走り、熊本地震で最も大きな被害を受けた益城町へと入りました。


益城町の市街地へ入るとこの様な標識が見えてきましたが、標識の支柱には「国天然記念物  布田川断層帯」と書かれた別の標識が掲示されていたので、これからこの断層の見物に向かいます。




所々に立てられた案内標識に従って、市街地から外れて山に向かって走っていると、途中から田園が広がる光景になってきましたが、農村の風景には不釣り合いな新築の家ばかりが目立ってきました。熊本地震で被害を受けて建て替えられた家なんでしょうね?




真新しい家屋が立ち並ぶ狭い道を抜けて、山道へ入って行くと駐車場が見えてきました。ここが布田川断層帯 谷川(たにごう)地区の見学者用の駐車場です。




布田川断層帯へは集落の中の道路を5分ほど下って行きますが、集落を抜ける辺りまで来たら「布田川断層帯 谷川(たにごう)地区」の案内板が見えてきました。この建物の下を断層が走っているようですが、一見すると建物は大きな被害を受けていないように見えましたが・・・




反対側に回ってみると大きな被害を受けて倒壊寸前の状態になっていて、倒壊を防ぐために何本ものワイヤーロープが張られていました。




布田川断層帯は阿蘇外輪山から宇土半島まで走っている断層ですが、熊本地震の震源となった断層で、益城町では前震、本震ともに震度7を記録したところで、ここはまさに震源地の真上ともいえる場所です。




保存されている倒壊寸前の家屋の前には、シートで覆われた地面が盛り上がった部分が長く続いています。




横から見ると土手のように70㎝ほど盛り上がっていますが、ここが断層が地表面に現れたところで、現在は保存のためにシートで保護されています。画像の手前側には建物の基礎部分も見えていますが、ここは全体が個人宅の敷地で、この基礎部分には母屋があったそうで、保存されている倒壊寸前の家屋は納屋だそうです。




布田川断層の説明板です。ここでは敷地内に2本の異なる断層が現れているそうです。シートで覆われている断層は右側の点線部分で、納屋はこの断層の真上に建っているようです。




説明板の中には地震直後に撮影された画像もありました。保護シートを取り除くとこんな状態になっているんですね。ここと同じように地表に断層が現れている東海大学阿蘇キャンパスでは、覆い屋を設けて地面も特殊な加工をしているようでしたが、ここも同じような工法を行って一般公開できないものでしょうか?




布田川断層帯を目指して走っている時に標識がいくつも立っていましたが、帰ってから画像をじっくりと見たら、国天然記念物に指定されている断層帯は「谷川地区」以外に「宮園・杉堂地区」もありました。この時は何も知らなかったのでここは訪れませんでしたが、ここは畑の中に現れた断層の映像が震災直後にテレビで繰り返し流れていたところなので、事前に調べていたらとちょっと後悔です。



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