空挺落下傘部隊の給水塔を見物したら、再び国道10号へ出て帰途につきます。
国道10号へ出たらそのまま帰る予定でしたが、国道へ出るとすぐに「川南湿原 植物群落」と書かれた標識が見えてきたので、もう時間はかなり下がっていますが、ちょっとだけ寄り道をしました。
標識に従って国道10号から脇道へ左折すると、100mほど先に駐車場と建物が見えました。道路の左側の樹木が繁っているところは国立病院機構・宮崎病院で、ここは川南町の中心部ともいえるような場所ですが、こんなところに湿原があるんですね。
駐車場には立派な管理棟もありました。建物内には人の姿も見えていたので、ここには常駐の職員さんがいるんでしょうね?
管理棟のすぐ横には「国指定天然記念物 川南湿原植物群落」と書かれた看板が掲げられた、フェンスで囲われた湿原への入口があって、この時は柵が開放されていて自由に出入りができるようになっていました。
柵にはこの様な表示がされていて、湿原は月曜日を除く日中のみ開放されていて夜間は柵を閉じるようですね。かなり管理が厳しいようですが、それだけ貴重な湿原なんでしょうね?
ここからは先ほど見物したばかりの空挺落下傘部隊の兵舎の給水塔も樹木越しに見えました。この給水塔は湿原の隣にある国立病院機構・宮崎病院の敷地内に建っているんですよね。
川南湿原へ入ってまず見えてくるのが「新橋ため池」です。このため池から流れ出た水が湿原になっているので、川南湿原はこの下流側(画像では右側)に広がっています。
ここが川南湿原です。手前の池に近いところは水が溜まっていますが、湿原を横切るように設置された木製の遊歩道よりも向こう側は、植物が生い茂っていて水は全く見えませんでした。
さっそく木製の遊歩道を歩いて川南湿原を一回りします。ここはくじゅう高原にあるタデ原湿原に比べるとあまり広い湿原じゃありませんが、もう時間も下がっているので、短い時間で見物するにはちょうどいい広さかも知れませんね。
遊歩道の所々にはこの様な季節ごとの花の写真が載った説明板があって、これらの花を探しながら湿原の散策ができるようになっています。
この時は時間の関係で大急ぎで湿原を廻ったので、見つけられたのは特に目立っていた「ノハナショウブ」だけでした。ノハナショウブは園芸種の花菖蒲の原種になるので、見た目は一般的な花菖蒲よりも花が小さくて地味ですね。
水が溜まっているところにはトンボもいました。このトンボは「シオカラトンボ」でしょうか?
そして2羽の蝶も舞っていました。シジミチョウの仲間のようでしたが、2羽とも羽の模様が違っていたのでオスとメスなんでしょうね。
前記事でも触れましたが、川南町の中心部には「トロントロン」という不思議な名前がつくところがあって、名前の由来については諸説がありますが、西南戦争で敗走する西郷軍が、ここを通りかかった時にぬかるんだ地面にトロントロンすると言ったとする説もあるそうです。川南湿原からトロントロン交差点までは直線距離で数百mなので、もしかしたらその当時はこの辺りも含めてもっと広い湿原だったのかも知れませんね?
川南湿原植物群落を出発したら、トイレ休憩を除いてもうどこへも寄らずにお家へと向かいました。
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国道10号へ出たらそのまま帰る予定でしたが、国道へ出るとすぐに「川南湿原 植物群落」と書かれた標識が見えてきたので、もう時間はかなり下がっていますが、ちょっとだけ寄り道をしました。
標識に従って国道10号から脇道へ左折すると、100mほど先に駐車場と建物が見えました。道路の左側の樹木が繁っているところは国立病院機構・宮崎病院で、ここは川南町の中心部ともいえるような場所ですが、こんなところに湿原があるんですね。
駐車場には立派な管理棟もありました。建物内には人の姿も見えていたので、ここには常駐の職員さんがいるんでしょうね?
管理棟のすぐ横には「国指定天然記念物 川南湿原植物群落」と書かれた看板が掲げられた、フェンスで囲われた湿原への入口があって、この時は柵が開放されていて自由に出入りができるようになっていました。
柵にはこの様な表示がされていて、湿原は月曜日を除く日中のみ開放されていて夜間は柵を閉じるようですね。かなり管理が厳しいようですが、それだけ貴重な湿原なんでしょうね?
ここからは先ほど見物したばかりの空挺落下傘部隊の兵舎の給水塔も樹木越しに見えました。この給水塔は湿原の隣にある国立病院機構・宮崎病院の敷地内に建っているんですよね。
川南湿原へ入ってまず見えてくるのが「新橋ため池」です。このため池から流れ出た水が湿原になっているので、川南湿原はこの下流側(画像では右側)に広がっています。
ここが川南湿原です。手前の池に近いところは水が溜まっていますが、湿原を横切るように設置された木製の遊歩道よりも向こう側は、植物が生い茂っていて水は全く見えませんでした。
さっそく木製の遊歩道を歩いて川南湿原を一回りします。ここはくじゅう高原にあるタデ原湿原に比べるとあまり広い湿原じゃありませんが、もう時間も下がっているので、短い時間で見物するにはちょうどいい広さかも知れませんね。
遊歩道の所々にはこの様な季節ごとの花の写真が載った説明板があって、これらの花を探しながら湿原の散策ができるようになっています。
この時は時間の関係で大急ぎで湿原を廻ったので、見つけられたのは特に目立っていた「ノハナショウブ」だけでした。ノハナショウブは園芸種の花菖蒲の原種になるので、見た目は一般的な花菖蒲よりも花が小さくて地味ですね。
水が溜まっているところにはトンボもいました。このトンボは「シオカラトンボ」でしょうか?
そして2羽の蝶も舞っていました。シジミチョウの仲間のようでしたが、2羽とも羽の模様が違っていたのでオスとメスなんでしょうね。
前記事でも触れましたが、川南町の中心部には「トロントロン」という不思議な名前がつくところがあって、名前の由来については諸説がありますが、西南戦争で敗走する西郷軍が、ここを通りかかった時にぬかるんだ地面にトロントロンすると言ったとする説もあるそうです。川南湿原からトロントロン交差点までは直線距離で数百mなので、もしかしたらその当時はこの辺りも含めてもっと広い湿原だったのかも知れませんね?
川南湿原植物群落を出発したら、トイレ休憩を除いてもうどこへも寄らずにお家へと向かいました。
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