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国東半島のきれいな海を眺めながら 「太刀重弁当」 を食べたら帰途につきます。
 

国道213号を大分市方面へ進んで、大分空港の手前まで戻ったら 「マリンピアむさし」 の看板が見えてきたので、ちょっとだけ寄り道をして海岸へ行ってみます。




ここは大分空港の滑走路が港のすぐ沖に見えるところで、昨年の5月にも訪れたところですが、この辺りの海岸は貴重種の 「ハマボウフウ」 の自生地になっていて、昨年訪れた時にはハマボウフウの群落の中にチラホラと花が咲いていたので、一ヶ月ずらして訪れたら、もっと多くの花が見れるかも?と思ってここへ寄りました。




画像には小川(入江?)が写っていますが、その向こう側に見える植物が 「ハマボウフウ」 の群落で、小川の手前に見える植物は先日ブログでも紹介した 「ハマボウ」 です。よく似た名前でとっても紛らわしいですが、「ハマボウ」 は、アオイ科の落葉低木なのに対して 「ハマボウフウ」 はセリ科の多年草なので全く別の種類ですが、どちらも塩分を好む植物なので塩生植物や海浜植物と呼ばれています。




港の広い駐車場に車を停めたら、ちょっと朽ちかけたような木製の橋を渡って 「ハマボウフウ」 の群落が広がる砂浜へと行ってみます。




この画像は昨年の5月に訪れた時のものですが、この時はこの様な雪の結晶が集まったような不思議な形の花がチラホラと咲いていたので、今回は一ヶ月ずらしての訪問なので、雪の結晶のような花が浜辺一面に広がっていると思い、かなり期待を持って訪れましたが・・・




ハマボウフウの群落が広がる砂浜のどこを見渡してもハマボウフウはこんな状態で、小さな蕾らしきものが葉の先っぽについているだけで、花はどこにも咲いていませんでした。




蕾らしきものをアップで撮影したらこんな感じでした。この蕾が開いたら上の画像にある雪の結晶が集まったような花が咲くんでしょうか?




「ハマボウフウ」 を踏みつけないように、慎重に足元を確かめながら花を探していたら、ワンコの落とし物のような茶色をした不思議な物体があって危うく踏むところでした(笑)




この不思議な物体は至る所にあって、上の画像のような色の他にもっと白っぽいものもあって、全体が綿毛のようなものに包まれてフワフワした感じでしたが、恐る恐る触ってみると硬い物体でした。帰ってから調べたらこの物体はハマボウフウの果実でした。まだ蕾ばかりのハマボウフウの群落の中になぜ果実があるのかは謎ですが、雪の結晶のようにきれいな花が、ワンコの落とし物のように変化するのも不思議ですね(笑)
 
 
 

しばらくハマボウフウの群落を眺めていたら、この日初めて見る旅客機が大分空港を離陸して行きました。この機体は 「霧島市・海津市姉妹都市交流50周年アニバーサリー号」 といって、 岐阜県海津市と鹿児島県霧島市のマスコットキャラクターの 「かいづっち」 と 「茶ノミコトくん」 が描かれています。久しぶりに見る飛行機はいいですねぇ~
※この一か月後に訪れたら、大群落はハマボウフウじゃなくて青紫色の花を咲かせるハマゴウでした。


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