どこでも晴れたらワン歩

今回の旅行は当初の計画では杵築市でランチをしたら、国東半島の神社仏閣巡りをしてからお宿に向かう予定でしたが、本降りの雨の天気となってきたので、どこへも寄らずにお宿へ直行することにしました。


海岸沿いの国道213号から国東半島中央部へ向かう山道へ入ると、道路の両脇には雪がたくさん残っていました。この前々日には今季最大の寒波がやって来て、国東半島一帯は海岸部を含めてほとんどの道路で積雪による滑り止め規制が出ていましたが、この雨でようやく雪が溶け始めて規制が解除になったんですよね。普段なら旅行で雨の天気は最悪ですが、今回ばかりは雨のおかげで大助かりでした。




今夜のお宿は国東半島の中央部にあるので、山道をどんどん登って行くと徐々に残雪が多くなって、途中からは車一台がやっと通れる部分だけが除雪されている状態になってきました。この日も気温はかなり低かったので、もし雨が降ってなければ路面が凍結して通行できなかったかもしれませんね？




途中で何ヵ所かヒヤッとするところがありましたが、何とか無事に今夜のお宿の「あかねの郷」に到着しました。前日と前々日は雪に慣れている？地元の人でもここまで登れないほどの雪が積もったそうで、両日の宿泊予約は全てキャンセルになったそうです。




あかねの郷は一昨年のこの時季にもGO TO トラベルなどのお得な割引を利用して宿泊したお宿ですが、前回は薪ストーブのあるコテージ棟だったのに対して、今回は4部屋が連なる洋室棟に宿泊しました。




部屋の中はこんな感じで、ベッドが二つ置かれていて天井がとても高い、外観から想像する以上に広い部屋でした。




そして2階（ロフト？）へ上がる階段があって、前回宿泊したコテージ棟とよく似た部屋の造りでしたが、コテージ棟との違いは薪ストーブとキッチン、お風呂が無いだけのようでした。




階段を上がった奥の押入れには布団が入っていたので、大人数で宿泊する時には、ここにも布団を敷いて寝るんでしょうね。部屋にはエアコンが2台設置されていましたが、この日はとても寒い日だったので、私たちはお宿の人に許可をもらって、布団を持って上がってここで寝ました。1階と2階とではかなり温度差があって1階はとても寒かったんですよね。




あかねの郷では昨年からWi-Fiが完備されたので、前回のようにネットも電話も繋がらない不便さは解消されましたが、コテージ棟だけは以前と変わらずWi－Fiが使えない陸の孤島状態なんですよね（笑）




ここが前回宿泊したコテージ棟です。部屋にお風呂やキッチンがあって、赤々と燃える薪ストーブはこの時季にはとても風情があって良かったんですが・・・




本館の横にある大浴場、露天風呂へ行くには、屋根が無くて薄暗いこの急な階段を降って行かなければならないので、雨や雪が降っている時はちょっと厳しいですね。




ちなみに洋室棟からは全く雨に濡れずに屋根付きの通路を通ってお風呂へ行くことができます。通路の奥には階段が見えていますが、階段を登って真っすぐ進めば本館のお食事処へ、左に曲がればお風呂へと行けます。




この日は天気が悪くてどこへも寄れなかったので、ちょっと早めにチェックインしてお部屋に入りましたが、エアコン2台をフル稼働してもなかなか部屋の中が温まらなかったので、早々とお風呂に行って長風呂をして体を充分に温めました。




画像は入浴客が来る前にりゅうママが撮影した露天風呂ですが、周囲には雪が積もっていて九州では珍しい雪見風呂を堪能できたそうです。ちなみに私が入った男性用のお風呂はおじさんが何人も入っていたので撮影ができませんでした（笑）
お風呂に入って体を温めたら、しばらくお部屋で寛いでお楽しみの夕食会場へと向かいます。



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