どこでも晴れたらワン歩

10月12日の「ナッチャン World」の別府寄港に引き続き、10月14日にはフェリー「はくおう」が別府に寄港しました。


「ナッチャン World」は9月下旬に別府へ寄港して戦車等を降ろし、10月12日には「はくおう」が降ろした「99式自走155mmりゅう弾砲」を積んで北海道へ戻りましたが、フェリー「はくおう」は、「ナッチャン World」の降ろした戦車等を積んでこれから北海道へ戻ります。行きと帰りで別の船を使うのも訓練の一環なんでしょうね？




この日は別府市へ向かう途中で渋滞に巻き込まれて、別府国際観光港へ到着するのがかなり遅れたので、岸壁ではすでに戦車の積み込み作業が始まっていました。




この戦車が陸上自衛隊最強といわれる、北海道の部隊のみに実戦配備されている「90式戦車」です。




この90式戦車の正面には「2戦-5」と書かれています。これは第2戦車連隊 第5戦車中隊の略で、北海道の上富良野駐屯地に駐屯する部隊です。




戦車の砲身にはこの様に縦に白い線が何本か描かれていますが、これは中隊番号を表していて、画像の戦車は白い線が5本あるので第5戦車中隊の90式戦車です。




戦車は続々と船内へ入って行きますが、ちょっと懐かしい戦車もありました。この戦車は「74式戦車」といって、以前は玖珠駐屯地にも配備されていたので何度も見たことがありますが、今では全て最新の「10式戦車」に入れ替わっているので、動いている姿は久しぶりに見ました。




船内へ入ろうとしているのが90式戦車で、岸壁で待機しているのが74式戦車です。九州ではまず見れない光景ですね。




船内へ入る74式戦車です。砲身が船内を向いているので前進して船内へ入っているように見えますが、通常は砲塔の下から顔を覗かせている操縦手が前を見て操縦するので、この74式戦車はバックで船内へ入っているんですよね。




この車両は90式戦車の車体を流用した車両で、故障した90式戦車の牽引などを行う90式戦車回収車です。
今年の別府国際観光港は9月の下旬からこの日までに「ナッチャン World」と「ほくおう」が2度も寄港して船の記事をたくさん載せたので、10月16日に寄港した大型クルーズ船「日本丸」は見にも行かなかったし、10月の初旬に寄港した海上保安庁の大型巡視船「PLH21 ふそう」は出港にの様子を撮影をしただけで記事にもしていません。機会があればいつかこのブログに載せますね。



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