今回は陸上自衛隊別府駐屯地の記念行事に行きました。
航空自衛隊の航空祭にはよく行きますが、陸上自衛隊の駐屯地記念行事は毎年開催されているのにまだ一度も行った事が無かったので、生まれて初めて別府駐屯地の記念行事に行きました。別府駐屯地は今年が創立60周年になるんですね。
自宅を出発したら別府公園の駐車場に車を停めて、シャトルバスで別府駐屯地へと向かいました。駐屯地内では子供向けのアトラクションなども行われていてとっても楽しそうな雰囲気でした。ちなみに駐屯地記念行事では別府公園の駐車料金もシャトルバスの料金も無料です。
駐屯地の記念行事に行ったのは生まれて初めてなので、当然別府駐屯地へ来るのも初めてですが、建物の裏手を眺めたら扇山のなだらかな斜面が広がっていました。別府駐屯地はこんなところにあったんですね。
ここではワンコ連れの人もたくさん見かけました。航空自衛隊の航空祭ではワンコの入場は禁止ですが、ここではそのような規制は無いようですね。
グランドへ行ってみると隊員及び車両が整列して記念式典が行われていました。画像では日の丸と自衛隊旗の旭日旗が翻っていますが、旭日旗は海上自衛隊では放射状に伸びる線が16条あるのに対して陸上自衛隊では半分の8条となっています。
記念式典が終わると整列していた隊員及び車両は一旦グランドの外へと出ます。玖珠駐屯地所属の74式戦車も移動のためにエンジンを始動させました。
自衛隊員、車両がすべてグランドから出てしばらくすると記念パレードが始まり、小銃を担いで整列して行進する自衛隊員が入って来ました。先頭で敬礼をしているのは部隊長でしょうか?
陸上自衛隊については詳しくないので間違っているかもしれませんが、この人は別府駐屯地でかなり偉い人のようでした。
人員に続いて戦車や装甲車などの車両も入って来ました。このトラックに牽引されているのは地対空ミサイルのホークでしょうか。
記念パレードの最後には航空自衛隊の築城基地から2機のF-2戦闘機が上空を通過して行きました。
そしてパレードの後にはアトラクションとして格闘展示、銃剣道展示が行われました。
格闘展示等が終わるといよいよお待ちかねの戦闘訓練展示(模擬戦闘)の始まりです。戦闘訓練展示は広いグランドの両側を敵役、味方役に分かれて行いますが、まず最初に現れたのは遠くから敵の陣地を攻撃できる155mmりゅう弾砲(FH70)です。
FH70は後ろを向いていた砲身を前へ向けて砲撃の準備中です。
グランドの上空に一機のヘリコプターが現れました。このヘリコプターはOH6偵察観測ヘリ(愛称オスカー)です。このヘリコプターで敵の陣地の周囲を偵察します。
次に現れたのは偵察用オートバイです。これで上空からでは確認できない敵の様子を探ります。
そして次に現れたのがUH-1J多用途ヘリコプター(愛称ヒューイ)です。
UH-1J多用途ヘリコプターは兵員や物資の輸送など多目的に利用されるヘリコプターですが、この時は偵察要員?がロープを伝って降りてきました。
87式偵察警戒車もその機動力と防御、攻撃力を発揮して偵察を開始しました。
敵陣地の偵察が完了したらいよいよ戦闘の開始です。まずは155mmりゅう弾砲(FH70)が味方陣地の安全な位置から敵陣地めがけて砲撃を開始です。FH70は最大射程が24~30kmあって味方の後方から砲撃が可能で、補助エンジンを装備しているので砲撃後すぐに移動もできます。
155mmりゅう弾砲で敵にある程度の打撃を与えたら、74式戦車が登場して敵陣地に近づき砲撃を開始しました。
絶え間ない砲撃によって重火器を殲滅したら96式装輪装甲車が機銃を撃ちながら登場しました。この車両は12名の兵員を輸送できる装甲車です。
そして安全が確保されると軽装甲機動車なども敵陣地へ向けて前進し、車両の扉が開いて中から兵員が出てきました。この間も装甲車からは絶え間なく機銃が撃たれています。
匍匐前進で敵陣地へと進む歩兵です。この間にもFH70は何度も砲撃を繰り返して大音響と地響きが伝わってきて迫力満点でした。
負傷兵を救護するシーンもありました。戦争映画そのものですね(笑)
そして最後は74式戦車と歩兵が突撃して敵陣地の制圧が完了して迫力満点の戦闘訓練展示は終了しました。
戦闘訓練展示が終わった後の自衛隊員は訓練で発射した機関銃の空薬きょうを一つ一つ確認しながら箱に収めていました。武器の管理が徹底している自衛隊らしいですね。
午前中のプログラムが終了してシャトルバス乗場に向かっていると、UH-1J多用途ヘリコプターが着陸態勢でグランドへやってきました。午後からの装備品展示のためにグランドへ着陸するんでしょうね。画像に写っている展示車両は74式戦車とその右にはすでに退役している60式自走106mm無反動砲です。
この画像は数年前に道の駅・童話の里くす の横を走る戦車を見物をした時のものですが、訓練展示にも登場していたこの74式戦車も老朽化で、今では新型の10式戦車へと順次入れ替わっています。
今回はちょっとマニアックな記事でしたが、この後竹田市へ向かって暗くなってから幻想的な 『たけた竹楽』 を見物です。
航空自衛隊の航空祭にはよく行きますが、陸上自衛隊の駐屯地記念行事は毎年開催されているのにまだ一度も行った事が無かったので、生まれて初めて別府駐屯地の記念行事に行きました。別府駐屯地は今年が創立60周年になるんですね。
自宅を出発したら別府公園の駐車場に車を停めて、シャトルバスで別府駐屯地へと向かいました。駐屯地内では子供向けのアトラクションなども行われていてとっても楽しそうな雰囲気でした。ちなみに駐屯地記念行事では別府公園の駐車料金もシャトルバスの料金も無料です。
駐屯地の記念行事に行ったのは生まれて初めてなので、当然別府駐屯地へ来るのも初めてですが、建物の裏手を眺めたら扇山のなだらかな斜面が広がっていました。別府駐屯地はこんなところにあったんですね。
ここではワンコ連れの人もたくさん見かけました。航空自衛隊の航空祭ではワンコの入場は禁止ですが、ここではそのような規制は無いようですね。
グランドへ行ってみると隊員及び車両が整列して記念式典が行われていました。画像では日の丸と自衛隊旗の旭日旗が翻っていますが、旭日旗は海上自衛隊では放射状に伸びる線が16条あるのに対して陸上自衛隊では半分の8条となっています。
記念式典が終わると整列していた隊員及び車両は一旦グランドの外へと出ます。玖珠駐屯地所属の74式戦車も移動のためにエンジンを始動させました。
自衛隊員、車両がすべてグランドから出てしばらくすると記念パレードが始まり、小銃を担いで整列して行進する自衛隊員が入って来ました。先頭で敬礼をしているのは部隊長でしょうか?
陸上自衛隊については詳しくないので間違っているかもしれませんが、この人は別府駐屯地でかなり偉い人のようでした。
人員に続いて戦車や装甲車などの車両も入って来ました。このトラックに牽引されているのは地対空ミサイルのホークでしょうか。
記念パレードの最後には航空自衛隊の築城基地から2機のF-2戦闘機が上空を通過して行きました。
そしてパレードの後にはアトラクションとして格闘展示、銃剣道展示が行われました。
格闘展示等が終わるといよいよお待ちかねの戦闘訓練展示(模擬戦闘)の始まりです。戦闘訓練展示は広いグランドの両側を敵役、味方役に分かれて行いますが、まず最初に現れたのは遠くから敵の陣地を攻撃できる155mmりゅう弾砲(FH70)です。
FH70は後ろを向いていた砲身を前へ向けて砲撃の準備中です。
グランドの上空に一機のヘリコプターが現れました。このヘリコプターはOH6偵察観測ヘリ(愛称オスカー)です。このヘリコプターで敵の陣地の周囲を偵察します。
次に現れたのは偵察用オートバイです。これで上空からでは確認できない敵の様子を探ります。
そして次に現れたのがUH-1J多用途ヘリコプター(愛称ヒューイ)です。
UH-1J多用途ヘリコプターは兵員や物資の輸送など多目的に利用されるヘリコプターですが、この時は偵察要員?がロープを伝って降りてきました。
87式偵察警戒車もその機動力と防御、攻撃力を発揮して偵察を開始しました。
敵陣地の偵察が完了したらいよいよ戦闘の開始です。まずは155mmりゅう弾砲(FH70)が味方陣地の安全な位置から敵陣地めがけて砲撃を開始です。FH70は最大射程が24~30kmあって味方の後方から砲撃が可能で、補助エンジンを装備しているので砲撃後すぐに移動もできます。
155mmりゅう弾砲で敵にある程度の打撃を与えたら、74式戦車が登場して敵陣地に近づき砲撃を開始しました。
絶え間ない砲撃によって重火器を殲滅したら96式装輪装甲車が機銃を撃ちながら登場しました。この車両は12名の兵員を輸送できる装甲車です。
そして安全が確保されると軽装甲機動車なども敵陣地へ向けて前進し、車両の扉が開いて中から兵員が出てきました。この間も装甲車からは絶え間なく機銃が撃たれています。
匍匐前進で敵陣地へと進む歩兵です。この間にもFH70は何度も砲撃を繰り返して大音響と地響きが伝わってきて迫力満点でした。
負傷兵を救護するシーンもありました。戦争映画そのものですね(笑)
そして最後は74式戦車と歩兵が突撃して敵陣地の制圧が完了して迫力満点の戦闘訓練展示は終了しました。
戦闘訓練展示が終わった後の自衛隊員は訓練で発射した機関銃の空薬きょうを一つ一つ確認しながら箱に収めていました。武器の管理が徹底している自衛隊らしいですね。
午前中のプログラムが終了してシャトルバス乗場に向かっていると、UH-1J多用途ヘリコプターが着陸態勢でグランドへやってきました。午後からの装備品展示のためにグランドへ着陸するんでしょうね。画像に写っている展示車両は74式戦車とその右にはすでに退役している60式自走106mm無反動砲です。
この画像は数年前に道の駅・童話の里くす の横を走る戦車を見物をした時のものですが、訓練展示にも登場していたこの74式戦車も老朽化で、今では新型の10式戦車へと順次入れ替わっています。
今回はちょっとマニアックな記事でしたが、この後竹田市へ向かって暗くなってから幻想的な 『たけた竹楽』 を見物です。
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