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秘境駅の「JR日豊本線 宗太郎駅」を出発したら、来た道を戻って佐伯市本匠の満開のミツマタを観賞し、帰路のふるさと林道へ向かうために番匠川を上流へと進みました。


ミツマタの群生地から番匠川をしばらく上流へ進むと、耶馬渓のような見事な奇岩秀峰が見えてきます。




番匠川は大分県屈指の清流といわれるほどきれいな川で、この奇岩のすぐ下の番匠川にはこの様な魚道も設けられていて、アユなどの魚が遡上できるようになっています。魚類が豊富な清流ならではの光景ですね。




魚道の下流側はこんな感じで清流が流れていますが、普段に比べるとちょっと水量が少ないような気がしました。番匠川にはダムがひとつも無いので、最近の少雨の影響で水量が減っているんでしょうか?




番匠川沿いの県道35号をさらに上流へ向かって進むと「前高橋」という橋を渡りますが、ここは橋のたもとにちょっと広い駐車場所があったので車を停めて番匠川を眺めてみると・・・




清流が流れているはずの番匠川には全く水が無くて、完全に干上がっていました。初めて見る光景にちょっとビックリしましたが、天候や季節によってはこんなこともあるんでしょうか?




どこまで番匠川が干上がっているのか気になったので、ふるさと林道を通って帰宅する予定を変更して、さらに番匠川を上流へと遡ってみましたが、しばらく進んでもこの様な景色が延々と続いていました。




干上がった番匠川を眺めながら車を走らせていると、「新三竈江橋」という橋が見えてきたのでこの橋のたもとに車を停めました。




橋の上から番匠川の上流側を眺めてみると僅かに水が流れていましたが、その水も橋の手前で川底へ浸み込んで消えていました。




どうやらここで川底に浸み込んだ水(伏流水)は、最初の画像の奇岩がある辺りまでは伏流水となって川底の地中を流れているようで、番匠川もその区間が干上がっているようでした。




新三竈江橋から眺めた番匠川の下流側です。この様な干上がった状態があの奇岩があるところまで4kmほど続いているようですね。




番匠川は西日本最大級ともいわれるホタルの名所で、新三竈江橋のすぐ上流にはホタル観賞の案内図や、ホタルについて学べる「ホタルの学校」などがありますが、これほど広範囲に亘って番匠川が干上がったら、魚は水量が豊富な下流へと移動できますが、ホタルの幼虫や餌となるカワニナは動きが遅いので逃げ場がないですよね。




ホタルの学校のすぐ上流は番匠川のなかでも特に多くのホタルが出現する場所で、例年大勢の人たちがホタル観賞に訪れますが、こでもかろうじて水が溜まっているって感じで水流があるようには見えず、ホタルの幼虫が無事に生き延びていればいいですね。




干上がった番匠川を眺めたら帰途につきますが、帰り道は前回と同じように最短距離の「ふるさと林道」を通りました。この道は渓流の小又川沿いを走っているので、途中で車を停めて渓谷を眺めてみると・・・




ここも番匠川と同じように清流が途中から川底へと消えていました。番匠川沿いの県道35号や、臼杵市野津へと続くこの ふるさと林道は何度も通っている道ですが、この様な光景を見たのは今回が初めてです。
佐伯市から戻って数日後からは本格的な雨が何日か続いたので、番匠川が以前ような清流に戻っているのか近々様子を見に行ってみたいですね。



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