「道の駅 やよい」 を出発したら、久しぶりに鶴御崎半島の先端部へと向かいます。
鶴御崎半島は半島の付け根から先端部までが非常に長くて、「道の駅 やよい」 からは、同じ佐伯市内なのに35km以上もの距離があります。今回は米水津(よのうず)地区から半島を横切るトンネルを抜けて先端部へと向かいますが、この標識はトンネルの手前にあるので、全て同じ方向になっていますが、鶴御崎半島にあるのは 「鶴御埼灯台」 と、「丹賀砲台園地」 で、その他は鶴御崎半島よりも南側になります。
鶴御崎半島を横切るトンネルは 「小浦中越ふれあいトンネル」 といって、トンネルを抜けると鶴御崎半島の北側に出て、ここから10kmほどはひたすら海岸沿いのクネクネ道を走りますが、鶴御崎半島の先端部は、海岸部から山道へと登ったまだ先なんですよね。
しばらく海岸線を走っていると、前方の山の上にプラネタリウムのドームのようなものが見えてきます。
ここは 「丹賀砲台園地」 といって、今では戦跡ミュージアムになっていますが、太平洋戦争中には巨大な大砲が設置されていて、試験発射時に大爆発事故を起こして多くの死傷者を出して、稼働することなくその役目を終えた悲劇の要塞です。ここについては 過去の記事 をクリックして下さいね。
丹賀砲台園地を過ぎてしばらくすると、道路は海岸沿いの道から山道へと入りますが、山道へ入る手前の梶寄(かじよせ)漁港に車を停めました。ここからは佐伯湾に浮かぶ大島と鶴御崎半島の間にある狭い海峡の 「元の間海峡」 が目の前に見えます。この時は1m以上はありそうな白波が立っていて、まるで津波のように見えました。
梶寄漁港を過ぎると道路はすぐに山道に入りますが、景色のいい高台のようなところへ出たら、ちょっと不思議な形をした展望台がありました。
ここは 「元の間海峡 段々展望所」 といって、佐伯湾に浮かぶ大島と鶴御崎半島の間にある 「元の間海峡」 の激しい潮流が上から眺められる絶景ポイントです。
段々展望所から眺めた元の間海峡です。画像の上に見える陸地が大島ですが、海峡の中央部には灯台のようなものもあって、佐賀関半島と四国の佐田岬の間にある豊後水道で最も狭い 「速吸の瀬戸」 を小さくしたような地形ですね。
この時は大潮の引き潮だったので、左側(半島の付け根側)から沖に向かって、川のように白波を立てて潮が流れていました。そして画像には写っていませんが、所々で渦を巻いている様子も見えました。
元の間海峡の沖側にある大島の先端部を見ると、ぽっかりと大穴が開いた光景も見えました。これは 「壇の窓」 といって、波の浸食によってできた大きな洞窟です。
段々展望所から鶴御崎半島の先端部方向にある海岸を見たら、駐車場や防波堤などが見えました。ここはこれから向かう九州本土最東端にある集落で、海水浴場、キャンプ場などの他に、豊後水道の真ん中に浮かぶ岩礁に建てられた 「水の子島灯台」 の職員が、交代で寝泊まりをした宿舎を資料館とした建物がある 下梶寄地区(しもかじよせちく)です。
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鶴御崎半島は半島の付け根から先端部までが非常に長くて、「道の駅 やよい」 からは、同じ佐伯市内なのに35km以上もの距離があります。今回は米水津(よのうず)地区から半島を横切るトンネルを抜けて先端部へと向かいますが、この標識はトンネルの手前にあるので、全て同じ方向になっていますが、鶴御崎半島にあるのは 「鶴御埼灯台」 と、「丹賀砲台園地」 で、その他は鶴御崎半島よりも南側になります。
鶴御崎半島を横切るトンネルは 「小浦中越ふれあいトンネル」 といって、トンネルを抜けると鶴御崎半島の北側に出て、ここから10kmほどはひたすら海岸沿いのクネクネ道を走りますが、鶴御崎半島の先端部は、海岸部から山道へと登ったまだ先なんですよね。
しばらく海岸線を走っていると、前方の山の上にプラネタリウムのドームのようなものが見えてきます。
ここは 「丹賀砲台園地」 といって、今では戦跡ミュージアムになっていますが、太平洋戦争中には巨大な大砲が設置されていて、試験発射時に大爆発事故を起こして多くの死傷者を出して、稼働することなくその役目を終えた悲劇の要塞です。ここについては 過去の記事 をクリックして下さいね。
丹賀砲台園地を過ぎてしばらくすると、道路は海岸沿いの道から山道へと入りますが、山道へ入る手前の梶寄(かじよせ)漁港に車を停めました。ここからは佐伯湾に浮かぶ大島と鶴御崎半島の間にある狭い海峡の 「元の間海峡」 が目の前に見えます。この時は1m以上はありそうな白波が立っていて、まるで津波のように見えました。
梶寄漁港を過ぎると道路はすぐに山道に入りますが、景色のいい高台のようなところへ出たら、ちょっと不思議な形をした展望台がありました。
ここは 「元の間海峡 段々展望所」 といって、佐伯湾に浮かぶ大島と鶴御崎半島の間にある 「元の間海峡」 の激しい潮流が上から眺められる絶景ポイントです。
段々展望所から眺めた元の間海峡です。画像の上に見える陸地が大島ですが、海峡の中央部には灯台のようなものもあって、佐賀関半島と四国の佐田岬の間にある豊後水道で最も狭い 「速吸の瀬戸」 を小さくしたような地形ですね。
この時は大潮の引き潮だったので、左側(半島の付け根側)から沖に向かって、川のように白波を立てて潮が流れていました。そして画像には写っていませんが、所々で渦を巻いている様子も見えました。
元の間海峡の沖側にある大島の先端部を見ると、ぽっかりと大穴が開いた光景も見えました。これは 「壇の窓」 といって、波の浸食によってできた大きな洞窟です。
段々展望所から鶴御崎半島の先端部方向にある海岸を見たら、駐車場や防波堤などが見えました。ここはこれから向かう九州本土最東端にある集落で、海水浴場、キャンプ場などの他に、豊後水道の真ん中に浮かぶ岩礁に建てられた 「水の子島灯台」 の職員が、交代で寝泊まりをした宿舎を資料館とした建物がある 下梶寄地区(しもかじよせちく)です。
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