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記事の順番がちょっと前後しますが、「道の駅 なかつ」を出発したら本耶馬溪の青の洞門を目指しました。


「道の駅 なかつ「からは県道675号をしばらく走って、県道675号が中津市と阿蘇市を結ぶ国道212号に合流すると、道路脇にこの様な看板が見えてきました。これらはどこも大分県内では有数の紅葉の名所として知られているところですが、今年の夏は酷暑だったので紅葉はまだしばらく先になるでしょうね?




国道212号を日田市方面へ走って山国川に架かる橋の手前にある交差点までやって来ました。この交差点を左折すると車で青の洞門を潜りますが、道路脇には通行止の標識が出ていて青の洞門へは左折できませんでした。今年の5月の集中豪雨で洞門にも被害が出たんでしょうか?




仕方が無いので交差点を右折して耶馬渓橋 駐車場に車を停めました。耶馬渓橋は青の洞門のすぐ下流に架かる大正12年に竣工した石橋で桁長115.7m、8連アーチの国内最長の石造アーチ橋です。




駐車場からは青の洞門が見えますが、車だけじゃなくて徒歩でも立入禁止のようだったので、青の洞門は諦めて耶馬渓橋の見物に行ってみましたが、ここも全面通行止の看板が立てられていて通行ができませんでした。




耶馬渓橋は車でも通行できる頑丈な石橋で、青の洞門のように復旧工事?なども行われてなくて、一見するとなぜ通行止めなんだろう?って感じがしましたが・・・




耶馬渓橋を下流側から眺めると、欄干部分の石材は今年5月の豪雨の被害を受けてほとんどが流失していました。




そして上流側から眺めてみると、石橋のたもと付近にはわずかに欄干が残っていましたが、その手前の陸地側の欄干も崩壊して、石材が周囲に散乱していました。これらの石造の欄干は10年ほど前の九州北部豪雨でも濁流によって流され修復されたばかりですが、今年の豪雨は前回の豪雨に匹敵するほど激しかったということなんでしょうね。




画像の左側には耶馬渓橋のたもと部分が見えていますが、道路を挟んだ反対側には耶馬渓橋と同じくらいの高さのところに何軒もの民家が建っています。欄干が濁流に流されたということは、この民家にも濁流が流れ込んだってことなんでしょうね?




民家のすぐ上流側には道路を跨ぐように洪水防止用の頑丈なゲートがあります。でも欄干が流失した耶馬渓橋はこの下流側なので、このゲートは本来の役目を果たしたのかちょっと気になるところですね。



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