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修復された石橋の 「 轟木橋 」 を出発したら、白山川をもう少しだけ上流へと進みます。
 

轟木橋から上流へ行くと白山川の川幅は狭くなりますが、川岸には柱状節理のこの様な景色が見えてきます。
 
 
 

白山川の柱状節理は最近このブログで紹介した 「 滞迫峡 」 や 「 杓子岩 」 ほど大規模な柱状節理ではありませんが、9万年前の阿蘇山の大噴火を連想させるような見事な光景ですね。




この川は正式な名前は 「 中津無礼川 」 と言いますが、地元では同じく大野川水系の 「 奥畑川 」 と合わせて白山川と呼ばれています。




さらに上流へ進むと、左側にカラーコーンが置かれて通行止めになった古い道が見えてきます。




ここには単アーチの短い石橋が架かっています。 この石橋は大正15年に架けられた全長21.7mの 「 ほげ岩橋 」 です。今ではすぐ横に新しい橋が架けられているので、この橋は通行止めになって保守管理もされていないようなので、欄干の一部は崩落していました。
 
 
 

ほげ岩橋のすぐ上流の河原には、ほげ岩橋の名前の由来となった大岩に穴が開いた 「 ほげ岩 」 があります。大分弁では穴が開くことを ゛穴がほげる ゛ と言うので、「 ほげ岩 」 と呼ばれています。




これは現在車が通行している橋の欄干部分に取り付けられた銘板ですが、ほげ岩を漢字で表すと岩窟の窟(ほらあな、いわや)の字を当てて、このような漢字で表すみたいです。



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